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カスタマーレビュー数:47
販売価格:2191円
中古価格:1555円
定価:2500円
発売:JOINT RECORDS / Third-Ear
発売日:2009-08-26
出版日:
種別:#
ダンス・エレクトロニカ >
21位
ダンス・エレクトロニカ >
22位
オジサンは嬉しいですよ
2009-08-25
229人中 202 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
私は40歳代でモロにYMO世代、かつYMO信者です。 <br />彼らの全てのアルバム、全てのライブツアー、関係書籍等の一通りを経て、YMOに青春を捧げた者です。 <br />細野さんに「音楽の聴き方」を教わり、教授に「思想」を教わり、ユキヒロに「ファッション」を教わりました。 <br />一方で、初音ミクは、自分が経営する会社の若いスタッフ衆が聴いているのを傍聴してる程度で、「テクノも含め音楽自体が随分と安直でお手軽になったもんだね」と、やや否定的でした。 <br />このアルバムだって全く期待してなかった。・・・と言うか、正直「汚してくれんなよ」と思ってました。 <br /> <br />しかし!・・・オジサンは負けました! <br />これは凄い! そして何よりも嬉しかった! <br />オリジナルへの敬意と愛情が溢れている!! <br />今まで、自称YMOチルドレン達による「独りよがり勘違い冒涜カバー」アルバムは腐るほどあって、それらはホントどいつもこいつも銃殺モノでしたけど、これはセニョール・ココナッツ(=アトム・ハート)による傑作ラテン・カバーアルバムに匹敵するほどのクオリティです。 <br />今風解釈で往年の信者の心を逆撫でされるどころか、今風でありながらも「ちゃんと引き継いでくれてありがとう!」と素直に感謝し喜べたことが我ながら意外でした。 <br />3人の御大も苦笑しながらも拍手を贈るでしょう。 <br />本当によくやってくれた! <br />生まれ変わった「以心電信」と「音楽」は特に涙モノでしたよ。 <br />「胸キュン」だってシングルカットしても全然良いクオリティだよ。 <br /> <br />マニアックなことを言えば・・・DTMソフトに一番相性が良いのか「‘83散開ライブ(アルバム「AFTER SERVICE」収録)」のアレンジと雰囲気を基調にしているようですが、様々なヴァージョン違いがある各々のオリジナル曲の中で往年のファンに最も評価が高いアレンジがツボとして随所に採り入れられていますから聴き飽きることは絶対ありません。 <br /> <br />30年の世代ギャップを見事に埋めてくれる「まさに好盤」と言い切ります!! <br />ニーチャン、ネーチャン、オジサン、オバサン、みんなで聴こう!! <br />私もこれをキッカケに、これから初音ミク(とそれを取り巻くカルチャー)を敬意を持ってしっかり見守っていこうと思っています。 <br /> <br />追伸1: <br />>nariさん(ここはBBSじゃないけど) <br />枯れたご本家もオツですよー。 <br />同日発売の↓コチラ↓もちぇけら! <br />POSTYMO [DVD] <br />グリッチノイズをビンビン効かしアンビエント&アンプラグドで、オジイチャマ達は頑張ってらっしゃるから。(笑) <br /> <br />追伸2: <br />3ヶ月ぶりにこちらのレビュー見たら皆さんが続いて白熱していらっしゃるので嬉しいです。 <br />でも私と同世代の「YMO原理主義」の皆さんのネガティブ反応はかなり恥ずかしいです。 <br />かくいう私も原理主義でしたよ。でも今この歳になって、広い視野で色々な視点で音楽を知りたい。30年前のYMOが今どう聴かれているかを知りたい。若いクリエイターの方々による「化学反応」ぶりを聴いてみたい。。。そういう自由さを持って音楽とYMOを愛好しています。 <br />それを大した根拠も示さず全否定する同世代の幾人かの方を恥ずかしく思います。 <br />幸宏さんの声がミクに変わったから「いかん!許さん!幸宏のが断然いい!」って、ホント見苦しいし、いい歳して大人げないったらありゃしない。 <br /> <br />>(恥ずかしいレビューの抜粋) <br />>TONG POOなんて、あっこちゃんの声があったから、こんな、VOCALOIDでその気になってるだけで(後段略させていただきます) <br /> <br />オリジナルのあの声はあっこちゃん(矢野顕子)じゃないですよ。あの声は吉田美奈子さん。YMOファンなら基本中の基本の知識!! <br />だからぁ。。。ったく。。。得てして「真のYMOファン」とか名乗るような原理主義者の方って偏ったモノの捉え方、というか偏った知識で満足してるから、音楽の聴き方すら大きく偏ってる。(Vocoder等の技術に関するコメントも的外れでヘンテコだし。) <br />リアルタイム信者からすれば、若い方々に対してマジで恥ずかしいことですよ。 <br />若くてYMOかじった程度の方でもあれが吉田美奈子さんであることをご存知な方は多いですから。 <br />今にも「オッサンら、知識浅ぇぇ!」と声が聞こえてきそうです。痛すぎます。舐められますよ。
どっちの気持ちもわかります
2009-10-24
44人中 38 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
手放しでの絶賛から辛らつな批判までさまざまなようですね。いいカバーである証拠だと思います。私としては 賞賛 > 批判 と評価をつけたいところです。カバーをカバーとして聴ける人は買って良いと思います。しかしYMO原理主義者は、初音ミクから端を発する各種の"印象"を本家に被せたくないが故、落ち着いて聴いていられないでしょう。そして初音ミクマンセーから脱却できないタイプの人は買ってはいけません。これはYMOのカバーであり、単なる初音ミクのキャラクター商品ではありませんので。 <br /> <br />良い点としては、YMOを好きで作ったことが曲で私に伝わってきたところでしょうか。なにがともあれ、カバーとしてまず大切な所だと思います。そして他のレビューにもあるとおりアレンジは各楽曲の「つぼ」にちゃんと触れていると感じます。また、おそらく「中の人」の頭の中にあったであろう"初音ミクをどう歌わせるか"に対する答えがCD上でちゃんと結実していると私は感じました。特にCUE、ロータス・ラヴはうまくはまった感じがしました。ここまで持っていくのはさぞ大変だったことでしょう。 <br /> <br />残念な点としては、アレンジの方向性が似通っており各原曲でのそれぞれの個性が薄まってしまっているところでしょうか。そういう意味で、曲によっては上述の「つぼ」を「押さえる」までに至っていないという感じです。そして全体的に音はもっとシンプルになっても良いのではないかと思います。シンセブラスの洪水という感じがしました。テクノポリス、ライディーンは特にそれを感じます。私はこれを「やっつけ」と感じてしまう部分がありますが、今回の企画においての限られた時間と機材での限界というが実情ではないかとも想像しています。あと、私はおじさんなので、ジャケット内部の絵にはちょっと抵抗感が…。(ジャケットの絵は別格、すばらしいと思いますよ!) <br /> <br />そういえば、テクノロジーの進歩で出来ただけだとか一刀両断する人もいるみたいですが、逆にそう言わせてしまうくらい「中の人」が初音ミクをコントロールできたと見るほうが正しいでしょう。他の初音ミクの楽曲を聴いてみればわかりますが、初音ミクさんはそんなに簡単に歌ってはくれません… <br />あと、初音ミクの出番が少ないとか、乗っかり商品だとお嘆きの方もいるようですが、初音ミクの世界に閉じずもっといろいろな聴き方をしてみることをお勧めします。例えばこのCDで耳に残るフレーズが原曲ではどう奏でられているか。何が加わって何が削られているのか。それだけできっと「だからYMOは聴いていて気持ちいいんだ」とか「だから初音ミクは面白いんだ」とか、いろいろな発見ができることでしょう。そういうネタをくれるという点だけでもこのCDは聴く価値があると思います。 <br /> <br />私は「中の人」のYMO愛とこのCDにまで作り上げたパワーに敬意を表します。 <br />このCDは一朝一夕で作られたような安直なものではないですよ、絶対に。
なかなかいい「コラボ」だね
2009-09-23
20人中 17 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
僕は、小学生のころからリアルタイムでYMO聴いてきた41のオヤジだが、この歳でミクにもはまっており、店先においてあるこのアルバムのジャケットに思わず目を奪われ、歓声をあげるとともにさっそく購入し、聞いてみた。 <br />感想。VOCALOIDとしてのミクとYMOは、いいコラボだ。イメージが完璧にマッチしている。 <br />特に強く感じたのは、「中国女」の後半からかぶさるように入ってくるミクのボーカル。初期YMOのイメージである機械でエフェクトした音声にぴったり重なり、あの音を始めて聞いたときの衝撃を思い出さずにいられなかった。さらに、うたい方も忠実にユキヒロを再現しており、ミクの声のうしろからユキヒロの声が聞こえてくるようだった。 <br />その機械音をミクがすべての曲にて担当するなんて、ミク&YMOファンからすると夢のようなコラボだ。 <br />このアルバムの圧巻は、「プロパガンダ→東風」&「テクノポリス→ライディーン」のメドレー。それぞれ散開ライブそのままの展開だが、この二つはあらゆるメドレーの中でも最強だ。サイコーにかっこいい。東風、ライディーンともイントロが出た瞬間などは、まさに鳥肌もんだ。確かに、ここでもミクは主役じゃないかもしれないが、「コラボ」としてはいい感じだと思う。 <br />結論として、このアルバムは決してミクのアルバムではなく、YMOのアルバムにミクがいい感じで乗っかっているようなものだろうか。だが、それにしても、これだけイメージがあえば、寛大で懐の深いYMOのお三方であれば、「YMO feat.ミク」かなにかで出してくれるじゃないだろうか。オファーしたらどうですか?出来れば、YMOのアルバム「パブリック・プレッシャー」でのアナウンスをミクが担当した続編が聴きたいくらいのいいアルバムだ。 <br />
待ってました!
2009-08-26
65人中 53 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
やっと来ましたHMOのCD。もうどのくらい待った事か。(笑)<br />オープニングのプロパガンダから東風への流れが<br />散開と全く同じで感動しました。<br />どの曲も物凄い完成度で、個人的には「ビハインド・ザ・マスク」がいいと思いました。再生ライブのノリの良いアレンジ、大好きです。<br />できれば「S・S・S」も入れて欲しかったです。<br />CDに特典としてついてきたブックレットもYMOファンならおもわずクスッと笑ってしまう四コマ漫画が、そしてCDに付属している帯を裏返すと・・・。このCD、YMOへの愛が溢れています。<br /><br /><br />
「聞くに堪える」初音ミクCD
2009-08-26
42人中 32 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
もし80年代に初音ミクが存在していたら、YMOのお三方は間違いなく楽曲に使っていたに違いない。そんな想像をかき立てる一枚。 <br />YMOカバーとしての本CDの感想はすでに他の方が書いているので、私は初音ミクのアルバムとしての感想を。 <br /> <br />初音ミクのCDとして売られているものの中には、歌わせるのがやっとで酷い音痴だったり、まるでカラオケボックスで録音したようなバランスの悪いミキシングだったりと、聞くに堪えないものがあるが、「ああ、初音ミクってのはこの程度なんだ」と思わないで欲しい。このアルバムでは初音ミクのヴォーカルシンセサイザーとしての真の実力をうかがい知ることができる。 <br />各曲に挿入されるミクの合成音声はYMOのテクノポップにとても良く馴染んでいる。ボーカル曲ではあまりに自然に歌うので、逆にもっとロボットボイスでもいいんじゃないかと思ってしまうほどだ。特にプロトタイプの歌手ライブラリ「CV01-dark-ProtoTYPEβ」でしっとりと歌い上げる「ロータス・ラヴ」は神々しくさえある。無論、これだけのヴォーカルトラックを作り上げる「HMOとかの中の人。」の技量あってこそである。 <br />残念なのはYMOのカバーCDとしたために、自主作成版に収録されていたオリジナル曲が削られてしまった点である。それらは今後出るであろう、オリジナルアルバムに期待したい。 <br /> <br />そして小池光夫氏のマスタリングもすばらしい。ぜひ質の良いスピーカーやヘッドホンで聴いて欲しい。「聞くに堪える」数少ない初音ミクCDのひとつである。