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23位
ランキングには入っていません
アメリカのQちゃん♪
2002-05-16
18人中 8 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
90年代を通して常に東海岸のジャズ・ヒップホップ・シーンをリードし続け、いまや伝説となったといっても過言ではないHIP-HOPユニット「A Tribe Called Quest」。いまもなお多くの聴衆を魅了してやまない彼等であるが、2PACを始めとするウェッサイ物が好きな私にとっては少々スノッブすぎるような気がして、いまひとつのめり込むことができなかった。そんな経緯もあり、世代交代の早いHIP-HOPシーンにおいて10年以上もトップMCとして君臨し続けたATCQのフロントマン「Q-TIP」のATCQ解散後初のソロ・アルバムとなる本作も、それほど期待を抱くことなく手に取ったのだが・・・これがなんと実に素晴らしい!! 生音重視で隙間なく緻密に築き上げられた初期ATCQのようなトラックではなく、少し打ち込み色の強い機械的なビートに程良くジャズネタがブレンドされた簡潔でキャッチーなトラックが、デカイ図体に似合わず子供のように可愛らしいQ-TIP独特の声を引き立て、さらには両者が一体となって少なくとも私がATCQ時代には味わえなかったようなスリリングでストリークライクな躍動がアルバム全体を支配している。ライムは女性ネタやスキル自慢などがメインで、相変わらずこれといった芸術性もメッセージ性も感じられないが、このアルバムを聴いていると知らず知らずの間に体が動きだし、そんな些末なことはどうでもよくなってしまう。つまりこれは私が久しぶりに出会った、超ゴキゲンなHIP-HOPアルバムである。
Q-TIPが帰ってきた!
2004-10-20
7人中 3 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
言わずと知れたA TRIBE CALLED QUESTのQ-TIPの初ソロアルバム。これが凄い!シンプルなビートに音数を少なめにしたバック、その上にのっかかるQ-TIPの軽快なフロウ。まるで全盛期のトライブのようなのりのいい作品です。全体的に彼らしく軽いはねるようなトラックが多いですがしっかりとビートは利いていてこれぞQ-TIPだと言わんばかりです。収録時間も短く、最後まであきることなく一気に聴けてしまいます。あんまり有名ではないアルバムなのですが、間違いなく傑作です。
Q-tip's Solo Debut Album
2008-03-06
2人中 2 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ATCQのラッパー兼プロデューサー、Q-Tipのソロ・デビュー・アルバム。ソロと言っても実際にはJay Deeを加えたプロデューサーチーム"The Ummah"(ウマー)による提供だ。 自分はトライブ時代(特に1st〜3rd)が好き過ぎてそれ以上には好きになれなかったが、「やっぱりQ-Tip、間違いない」と思わせるだけの説得力はあった。サウンド的にもサンプリング主体だったトライブ時代に対して、本作ではサンプリングに加えて独自の音処理と打ち込みを併用するスタイルだ。トライブのときは管楽器系と弦楽器系をサンプルに多用していたけど、今回はJay Deeの影響があるせいか鍵盤系の音を多くサンプルしていてトライブ時代とはまた違った心地よさがある。 それにしてもTipのラップはほんとにキュートで唯一無二。次のセカンド・アルバムではトライブ時代のサウンドに乗ったTipのライムをもう一度(むしろ再結成!?)と勝手に期待している。