クリックすると拡大します
カスタマーレビュー数:11
販売価格:1687円
中古価格:1円
定価:2447円
発売:ダブリューイーエー・ジャパン
発売日:1995-12-10
出版日:
種別:#
ランキングには入っていません
90s以降 >
41位
神話が奏でる音
2003-11-04
12人中 11 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
アイリッシュ、ケルト、ニューエイジ、クラシック、アンビエント・・・。何かとカテゴライズを強いられるシーンにあって、エンヤの音楽はそのどれにも属するものでは、恐らくはない。一般にソニック・アーキテクトと呼ばれるレイヤーボーカルはプログレにルーツを見出すことが出来るし、クラナドがアイリッシュポップやUKロックの潮流にあったことを考えると、10ccやU2からの直接の影響を勘繰ってしまうが、その特異な神秘性は彼女のボーカルコラージュのセンスに拠るところが大きい。心を揺さぶるコード進行も、厳密な理論に基づいた静謐なオーケストレーションも、全てがエンヤの声を核に構成されている。無論ケルト音楽は重要なファクターだが、その全てでは無い。彼女の世界観はあくまで彼女の奏でる音楡の中にのみ息づいている。<p>アイルランドの神話をモチーフにしたこの作品、何処か革新的な仕事を挙げるとすれば不協和音を奏でる"Pax Deorum"に集約されるだろうが、"China Roses"はこれまでの方法論を総動員した色鮮やかなパッションに彩られた至高の作品に仕上がっているし、躍動感溢れるピチカートポップと凍えるようなアンビエントボーカル、メランコリックなトラッドチューンも円熟を実感させる落ちついた骨太の楽曲に化けている。"On My Way Home"では"Orinoco Flow"のフレーズが一部引用され、神話の世界を巡る旅路に終わりを告げている。聞き手はまた、彼女の神性の源泉へと回帰するのだ。また気紛れに、世界を奏でる旅路に踏出す日を夢見て・・・。
天才
2003-02-14
16人中 14 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
この人の曲に似せようと思っても恐らく<br>ニセモノにしかならないだろう。<br> どの曲もエンヤにしか作れない名曲。
荘厳の神秘
2002-06-30
14人中 12 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
これぞ現代のミューズ、エンヤの真骨頂という感じがします。<br>全体的に荘厳な曲が多く、ジャケットから受けるイメージのままの音の<br>仕上がりで、まさに天上界的な至上の音楽。巧みなヴォーカルワーク<br>と、神秘的な歌詞、エコーを利かせた音作りは聴き手を光あふれる雲の<br>波間へといざなうようです。<p> 往年の名曲も数多く収録され、この一枚で夢のような美しい空間が魂<br>に広がります。<br> その深遠な音世界は、クラシックの好きな人にも問題なく受け入れら<br>れるどころか、新しいクラシックとしてとらえることも可能な世界だと<br>思います。そして個人的にはこのアルバムが現代音楽のNo.1だと思って<p>います。最近の彼女の作品は少し軽く視覚的な感じがしてしまうのです<br>が、この作品は感性にうったえかけてくる力がありますね。<p> 初めてこのCDと出会った時は、“この世にこんなにも美しい音楽が存<br>在していたなんて!!”と本当に驚き、そして感動しました。まるで天<br>に引き込まれたような衝撃を受けましたね。<p> すべての人に聴いてもらいたい、まさに至上の音楽です。
この作品は不思議な音色です。
2006-12-21
3人中 3 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
このアルバムはどれを聴いても不思議で、思わず心が癒されてしまいます。 <br />"The Memory of Trees"は森林浴をしている気分になります。木に精霊が宿っている感じが良く現れています。 <br />"Any Where Is"の繰り返されるメロディーには渦巻きのように回り続けているが、同じところには行き渡らない、といったケルトの精神が現れています。 <br />"Athair ar Neamh"は「妖精の奇跡」と言う感じがします。 <br />"China Roses"は聴いていると本当にハーブの香りが漂ってきます。 <br />古代ケルト民族の血を色濃く引くエンヤだからこそこのような不思議な気分になるのでしょう。
総合芸術
2003-08-24
13人中 9 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
音の良さは文句ありません。これだけ複雑な音作りがされているのに聞こえてくるのは柔らかな音になっている。天から降り注ぐ音。それを受け止める声の器の広さ。ジャケットも何か含みがありそう。彼女の最高傑作だと思っています。