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カスタマーレビュー数:5
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良い本です
2009-01-26
38人中 29 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
オバマ大統領の誕生は、米国デモクラシーの勝利だ。貧しい一般庶民からの小口の寄付を集め、民衆の声に応じることで大統領を射止めたオバマは、きっと弱者のための政治を行ってくれるだろう。という期待感がオバマ大統領に対する日本の一般市民の大多数の印象ではなかろうか。 <br />しかし、日本の国政選挙ですら広告代理店が選挙活動の演出を手がけることもあるというご時世に、戦略的PRの本場の米国で一体誰が(どんなグループが)何を意図して彼の選挙の戦略を描いたのかという疑問を持たざるを得なかったし、日本のメディアからは聞こえてこないが故にかえって興味をそそられるものであった。 <br />著者は、オバマ大統領のこれまでの演説や活動を注意深く読み解き、ウオールストリートや軍産複合体からの選挙資金提供が実は大部分だったことなどを根拠として、「米国の既存の支配階級にとって、一般大衆を押さえつけておくためにリーダーの大胆なイメージの作り変えが必要とされ、大衆の反乱をそらし、取り込むための適格者として選択された人物」と読み解いていく。 <br />その結果、オバマ大統領の政策は、これまでと変わらずイスラエル寄りで好戦的なものとなり、一般市民の期待とは異なることになるだろうと予想している。 <br />この推理をどう受け止めるかは読者の自由であるが、個人的な疑問に応えた数少ない書籍という意味で星5つです。
”オバマ幻想”から脱皮するために大変有益な著書であり、日本国民必読の書です。
2009-01-21
43人中 28 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
著者の成澤宗男氏は、『週刊金曜日』編集部企画委員であり、すぐれた第一級の編集者である。 <br /> <br /> 本書では、オバマ幻想とも言える7つの理由によって、オバマ政権の危険性様々な問題点を鋭くえぐり、オバマの本性が明らかにし、オバマ大統領の政治運営はごく近い将来壁にぶつかるであろうという問題点の数々を見事に描き出している。著者の成澤宗男氏は「序章」において、「オバマを支持できない7つの理由」を紹介している。その部分に、本書の基本的視点が示されている。 <br /> <br /> 《オバマの本質は「チェンジ」ではなく、帝国の世界支配の極めて部分的な手直しとその「継続」である。》 本書は、このことを説得力ある記述で説明している。 <br /> <br /> <br /> なお、本書の構成は次のとおりである。 <br /> 序 章 「帝国支配の秩序意識」を超えて <br /> 第一章 オバマが庶民ではない理由 <br /> 第二章 「欺きの達人」オバマが実際に言ったこと <br /> 第三章 閣僚たちのタカ派・好戦度 <br /> 第四章 ユダヤ・ロビーの巨大な影 <br /> 第五章 変革を求める「草の根」の人々 <br /> <br />
オバマ氏を知るための良書
2009-03-29
17人中 10 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
本書は素直にオバマ氏とそのスタッフの演説を見ていれば誰でも持つであろう、オバマ氏の <br />演説内容とオバマ氏が持っているイメージの乖離をはっきりさせることが目的の本である。 <br /> <br /> オバマ氏の実態を伝えようとする本は数冊ある中で、この本をまず第一に読むことを <br />お勧めしたい。なぜなら、オバマ氏とそのスタッフの演説、著作やオバマ氏についての新聞記事 <br />や批判している演説などをまとめている本なのでソースに問題がなく、根拠のいかがわしい <br />陰謀論などが取り上げられていないためである。 <br /> <br /> また、本書では真にアメリカの改革を行おうとしている、マイク・グラベルや緑の党の大統領 <br />候補にもわずかであるが触れており、演説ではアメリカの改革を唱えているオバマ氏との <br />対照も興味深い。 <br /> <br /> 陰謀論者にとっては面白みに欠けるかもしれないが、素直にオバマ氏について知りたい人、 <br />オバマ氏をアメリカ人はどのように評価しているのか知りたいと思う人にはお勧めしたい。
オバマ政権とイスラエルの関係に光を当てる好著−−本書を保守系の読者に薦める
2009-03-02
22人中 12 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
バラク・オバマ氏がアメリカ大統領に当選して以来、日本のテレビが伝えて居る事と言へば、先ずは、初のアフリカ系アメリカ人の大統領である事だが、その他と言へば、彼の名前が小浜市と同じ名前である事、夫人のファッション・センスが良い事、それに、ホワイトハウスで飼ふ犬が何に成るのか、くらいではないだろうか。−−これが、日本のテレビである。 <br /> テレビは論外としても、新聞も、この大統領について、大した分析は展開して居ない。特に、オバマ大統領とアメリカ産軍複合体の関係、シオニスト・ロビーの関係などについての意味の有る分析は少ない。そんな中で、この本に書かれた情報は貴重である。特に、オバマ政権とイスラエルの関係について、これほど深く分析して居る事は特筆に値する。もちろん、金曜日の性格から来る限界も有るが、産経新聞や正論では読めそうも無い情報が多々得られる本である。本書を、特に、保守系の人々に薦める。 <br /> <br />(西岡昌紀・内科医) <br />
日本は今後4年間、この軍産複合体の代理人大統領に振り回される。
2009-05-12
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「アメリカには、共和党と民主党という2種類のライトウイングがある」と言ったのは、チョムスキーだったか。 <br /> タカ派の閣僚やブレインを配する、軍とユダヤロビーの代理人であるオバマは、まさに国民の嫌戦ゆえの選択を「CHANGE!」しない事を体現する大統領となろう。 <br /> <br /> そしてそれは何を生むか? <br /> 鮫の脳とオットセイの下半身と揶揄され、消費税率並の低支持率だった森総理後、ポピュリズム熱狂型の小泉総理が選ばれ、暮らしは破壊され、再度世間は漢字も読めないアホ総理を冷笑し、政治不信に陥り、ナショナリズムを利用されているような状況が、オバマの後に起こるのではないか? <br /> <br /> オバマがいかにブッシュの、戦争を公共事業代わりに銭儲けの道具とする政策を踏襲しようとしているか、それどころかマケインをも上回るイラク・アフガン・パレスチナ・イランに更なる戦渦を広げようとしているかを、本書はこれまでの発言、閣僚の顔ぶれから指摘する。 <br /> <br /> キング牧師と並ぶ価値もないイカサマぶりは暴いているが、ラルフ=ネーダーや緑の党について、更なる政策の紹介についても、もう少し触れて欲しいところだ。 <br /> <br />