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戦友チャボの想い
2009-06-06
48人中 46 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
なんか今年のRIJフェスの出演者第1弾発表のとき泉谷しげるの名前を見つけたとき、第2弾では麗蘭の出演発表があり、清志郎が飛び入りで参加するんじゃないかってぼんやりと思っていた。そうなったらイイなぁって <br /> <br />そしてこの人はどこかでずっと生きてそうな感じがした <br /> <br />先月2日の夜まで <br /> <br />新聞での「ロック界のカリスマの死」って活字、特に”カリスマ”って単語にピンとこなかった <br /> <br />この本の構成は清志郎のインタビューの再録4本、グラビア、関係者のメッセージ、坂本龍一インタビュー、中でも旧知の間柄である渋谷陽一がインタビュアーのチャボのインタビューはかなり読み応えがあり、亡くなって1ヵ月での緊急発売としてはかなり良質な追悼号だと思う。 <br /> <br />あとアーティストの追悼号にありがちな(ここぞとばかりの)レコード会社やCDショップのバックカタログの宣伝など広告スペースがなく、ほぼ100%記事(ディスコグラフィーを含む)もしくは写真掲載であったのには好感をもった。
チャボのインタビュー
2009-06-05
44人中 41 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
仲井戸“CHABO”麗市が渋谷陽一のインタビューに応じている。 <br />その事実だけで、この本の持つ重みは十分伝わるだろう。 <br /> <br />清志郎インタビュー再録は計4本。何十回、何百回(?)とインタビューをした <br />渋谷陽一自身が厳選した、選りすぐりの4本と言えるのだろう。 <br />渋谷陽一の巻頭コメント、そして山崎洋一郎による巻末コメントも、胸に響くものだった。 <br /> <br />何よりビジュアル。表紙に使われた1989年の写真。カメラマンとのコンタクトが <br />とれなかったらしいが、それでも、この写真を表紙にしたかった渋谷陽一の思い。 <br />いい表紙だ。 <br /> <br /> <br />
清志郎のインタビュー中心で良い
2009-06-05
45人中 41 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
今まで清志郎のインタビュー記事をそれほど真剣に読んでこなかった私なんかは、 <br />どのインタビューも新鮮に読めて新しい発見ばかりで良かったです。 <br />まるで実際そこで清志郎が語っているように「声」として聞こえてくる感じです。 <br /> <br />もし本書が、複数のプロのライターによる「清志郎論」のような追悼論文集であったら <br />そもそも購入していなかったと思います。しかし本書はそのようなものではありません。 <br />清志郎が実際インタビューで語ったことを読み手が感じ取り、そこから各人がそれぞれ清志郎という人に <br />思いを馳せる、そのためのインタビュー集というところが良いです。 <br /> <br />また、思ったより写真が多く、珍しいものもありました。 <br />特にMジャガーとのツー・ショットには驚きました(ミックの髪型から90年初来日時の写真と思われます)。 <br />「えっ、清志郎って、ミックと面識あったの?」 <br /> <br />終わりのほうに略歴や、ディスコグフィーもあります。それほど詳しくはありませんが <br />いろいろ活動して来た人だけに、整理のための資料としては有効ではないかと思います。 <br /> <br />最期を看取って、ひつぎを担ぎ、焼き場まで行ったチャボでさえ、「死んだなんて、まったく実感がわかない」 <br />とインタビューで答えています。そんな境遇にない一般人はなおさらです。 <br />ましてや、清志郎の声が聞こえてくるかのような本書を読むにいたっては <br />「いや、清志郎は死んでない、生きている」と思いたくなりました。
全員にオススメです
2009-06-06
20人中 18 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
清志郎が革命を起こしたのは音楽だけではなく、 <br />そこに取り付く音楽雑誌や、テレビやラジオの仕事のあり方も変えたと思う。 <br /> <br /> <br />清志郎のインタビューを活字に起こしたときに現れる、面白さやせつなさ。 <br />その表現の巧みさ。 <br />「プロモーション取材」の手段によって、 <br />ミュージシャンとインタビュアーの新しいスタイルを確立させたように思う。 <br /> <br /> <br />ロッキングオンジャパンは、日本のロックを扱う雑誌としては後発だったが、 <br />最も清志郎やチャボに接近したインタビューを行ってきたことで知られる。 <br /> <br />そして当時編集長だった渋谷陽一と、清志郎と、チャボの3人。 <br />この三つ巴の変わり者たちのインタビューは、 <br />音楽雑誌界において真似することのできない至宝でもあった。 <br /> <br />この追悼号では、残念ながらその3名での名インタビュー記事は割愛されたが、 <br />その代わり、清志郎への単独ロングインタビューを4本、 <br />そして清志郎の死後、難しいとされるチャボのインタビューを実現して構成した1冊である。 <br />おまけ的に、坂本龍一のインタビューも掲載されていて、 <br />ちがった観点から清志郎を考察している。 <br />この編集構成は、正解である。 <br /> <br />そして何より写真が素晴らしい。 <br />ミック・ジャガーと清志郎の写真は、カメラマンの有賀さんの熱意によって <br />掲載が実現されたものであるらしい。 <br />ロッキングオンらしい、のどかな空気が流れる撮りおろし写真の数々は <br />思わず目頭が熱くなるだろう。 <br /> <br />すでに散々語られるアルバムレビューを廃したのも正解。 <br />清志郎のディスクレビューは、現存する音楽評論家がどう評価しても <br />正しくは評価できないだろう。 <br />つまらないレビューを読むより、曲がどのような経緯で誕生したか、 <br />そちらのほうがよほど清志郎を理解しながら、楽しめることだろう。
昔からの清志郎ファンにとっては物足りないかも…。
2009-06-05
27人中 24 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
チャボのインタビューが掲載され、これが読めただけで貴重とも言えるのですが、渋谷陽一氏と山崎洋一郎氏の清志郎に対しての熱い想いが伝わってくる誌面作りになっていますが、昔からのファンはすでに当時読んでいたインタビュー記事の再掲載で、わたしは、RC無期限休止からファンをいったん離れたので、再掲載された記事でも未読のがあって、それは興味深く読みました。あと、写真は魅力的なモノが多く、わたしもミック・ジャガーとのツーショットにはビックリしました。清志郎が本当に嬉しそうなそれでいてちょっと照れているような良い写真だと思いました。 <br /> <br /> わたしは、清志郎にかかわった人達のコメントがたくさん読めると勝手に思い込んでいたので、三宅伸治さんの「考えましたが、200字なんかじゃとても書けません」というコメントにとても共感しました。清志郎を語っている人達も、清志郎の長いキャリアを考えると少なすぎて、ガッカリしました。わたしは大勢の清志郎とかかわった人達、交流のあったミュージシャン達が、それぞれの清志郎を語ってくれる、そのことのよって浮かびあがってくる多面的な清志郎の姿、そういう雑誌を読みたかったのです。もちろん、200字なんかじゃなく。そんな雑誌をまた作ってほしいなと熱望しています。