アマゾン(amazon) ランキング
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なぜ他人の概念はわかりにくいのか?
2008-02-27
1人中 0 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
著者が主催するHPに書いてある内容と、二見書房の編集者が本にすると、出版社の意向も取り入れられる可能性もあるかもしれないので、買ってみました。内容的には、サイエンスの専門書が使う意味不明な『記号』専門用語など使わずに、専門的知識のない私にもやさしく読めます。しかし、他人の知っている概念は、なぜわかりにくいのか?と、言う疑問が残りました。本書のカバーで著者がサラリーマンを辞める動機を書いています。バブル期の好景気の後、益々混迷する社会の中で「自分の未来は自分で決める」と、そう思った人なら、著者に共感するところもあると思います。確かに、読まなきゃ良かったと言うカスタマーレビューもあったので、そのように思うこともありましたが、自分でよく考えてみると、著者のロマンを感じます。永遠に解けない謎に挑戦するのが哲学者なんですね。(^^)
子供だましのレベルの論の紹介ばかりと感じました
2007-12-19
27人中 2 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
まず、「哲学」そのものについての話がほとんどなく、「科学」に関する話ばかりだったので、「タイトルに偽りあり」の書籍の部類に入ると言えると思います。 内容についても、冒頭のといった言葉遊びの類の話や、光が粒子か波動かを調べる「2重スリットの実験」に関する、科学者達の子供だましのようなレベルの議論の紹介(非論理的で誇大妄想的な論の羅列)など、読んでいてくだらないと感じてしまい、第4章以下は読む気になれませんでした。 まだしも、著者サイトに載せてある哲学者達の話の方が数倍面白かったです。
哲学入門にピッタリ
2007-12-11
6人中 5 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
著者が哲学のおいしいとこのごった煮だというように、 1、ゲーデルの不完全性定理 2、エントロピーと時間 3、量子力学の自然な拡張としての多世界解釈 4、ポパーの反証主義科学哲学の限界 5、意識のメタ物質性 などがわかりやすくかかれている。 大変読みやすく、エスプリのきいた筆致で読者を飽きさせない。 ドラえもんのどこでもドア、あるいはテレポートの持ちえる 個人の死と、その個人と同一の別人の誕生の解釈論は、 僕自身も含めて、おそらく最も多くの人々が考えてきた論点であろう。 だがこの章における著者のブラック・ユーモアには好き嫌いが分かれよう。 哲学なんかに興味はなかったが、 哲学ってどんなものか知りたい人にはまさに最適の一冊。
おもしろい!文系脳には充分汗かきます
2007-11-11
4人中 2 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
SF小説のとあるキーワードをネットで検索してたときにこの本のことを知り読んでみました。 フカシギな実験結果を科学的な説明にいろんな学派が挑戦したり、 歴史的発見とその挫折との繰り返しがあったりと、物語として読めました。 次々とこれでもかこれでもかと新しい考えが出てきて、そのたびに学会がショックを 受けるところがなんとなく可愛く感じました。 量子も面白かったし、クオリアとか、脳分割とかも以前からどうなってるんだろう と思ってたことなので楽しく読めました。 えもいわれぬおもしろさにちょっと感動です。 哲学にも科学にも縁が薄い純然たる文系の私としては、頭にいい汗かきました。 数式にはまったく興味はないですが、哲学的に考えるということに関しては ほんと人生棒に振るぐらい、たまらない魅力がありそうです。
すごく楽しめました。
2007-10-06
6人中 6 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
題名どおり、哲学と科学のお話がうまくまとめられています。 初めはてんでばらばらな題材が、徐々に関連付けられていき、 哲学と科学とがうまく結び付いていきます。 専門書を読めば同様のことが書かれているかもしれません。 しかし、難しすぎて恐らく内容は理解できなかったでしょう。 この本は、この作者の語り口調がとてもおもしろく、まるで 愉快な漫画を読んでいるように、内容が頭に入ってくるのです。 量子力学の分野に当たる、二重スリットの実験の話が特に面白 く読めました。量子力学という言葉も知らなかった私がです。 パソコンで印刷したかのような素人臭い編集も、この本の 場合は逆にメリットになっているような気がします。 最後の最後まで楽しめた1冊。