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カスタマーレビュー数:14
販売価格:1890円
中古価格:1398円
定価:1890円
発売:ダイヤモンド社
発売日:
出版日:2009-06-19
種別:#
ブラックスワンの飼いならし方は、下巻に書いてあるのです。
2009-08-12
8人中 5 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
上巻を読んで、イヤになった方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか? <br /> <br />筆者は、なんと言っても金融業界きっての理論家ですし、難しい投資理論を <br />骨の随まで精通したうえで、それらを皮肉たっぷりに批判しているのです。 <br />本来、数学的(あるいは哲学的?)に、記号や数式を使って説明すべき理論 <br />(しかも、それは、今や常識化した理論に反する理論)を <br />普通の言葉で説明しようとしているのですから、難しいのはあたりまえです。 <br /> <br />下巻はさらに拍車がかかっていて、ついて行くのが大変です。 <br />わずかな助けは、各章の終わりに、筆者が「この章は飛ばしても良い」と <br />説明してくれていることです。先にそれを読むのが良いと思います。 <br /> <br />ブラックスワンとうまくつき合う方法は、 <br />下巻に書いてあります。がんばって読むしかないでしょう。
月並みの国と果ての国 はて私はどちらにすんでいるのでしょう
2009-12-20
3人中 2 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
文芸評論家で、元トレーダーが書く、標準偏差が成り立たない世界の話 <br /> <br />上巻は、果ての国の出来事に、月並みの国の法則を適用してはいけないというのが <br />中心であったのですが、下巻は果ての国を意識している人さがしの旅にでている <br />感じがします。 <br />まず、序盤からハイエクが出てきてかなり戸惑いました。さらにモンテーニュなどの <br />例を挙げて対比を行おうとしています。そして再度、月並みの国、つまりF検定が <br />有効な国と、果ての国についてマンデルブロまで登場して説明があります。 <br />後半にこの人の「果ての国」についての解釈つまり、不確実性が強いか弱いか <br />結果が単純かそうでないかということです。黒鳥とは、不確実性が強く、かつ <br />結果が単純でない物でこれを、月並みな国の物差しではかる危険性を説いています。 <br /> <br />下巻の方が上巻よりも読みかったです。というのは、著者が標準偏差の拡大適用しすぎることに <br />対しての警鐘を打ち鳴らしていること、そして、豊富で痛すぎる実例がならんで <br />起きていることがなによりの証拠であることのような気がします。 <br />著者がVaR(バリューアットリスク)などに疑問を呈していた2007年頃に <br />VaRとは何かを考えていた私としては恥じ入るばかりの内容でした。 <br /> <br />黒鳥を飼い慣らすまでには至らないとは思う物の、黒鳥の存在を知った今となっては <br />黒鳥がいるのか、そうでない月並みな国にいるのかに対して気を付けたいと <br />思えた良い本だと考えます。
このエピローグを楽しむためにも、下巻もぜひ読むべし!
2009-08-06
9人中 5 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
上巻から続く知的興奮は、下巻では主に「専門家」達の”インチキ”に関するお話で続きます。 <br />ベル型カーブや、80/20ルールとか、それこそ“標準偏差”になれ親しんだ身には馴染みの理論が、 <br />“伝染性のあるひどい妄想”であることを、これでもかと教えてくれます。 <br /> 難解な「専門家」のお話なので、読み進めるのに苦労する面もありましたが、著者ナシーム氏は、 <br />“読まなくても失うものは何もない”章まであげてくれていますので、理解が及ばなくても安心?です。 <br /> <br /> 16章のまぐれの美学にでてくる写真や、17章のノーベル経済学賞”短い歴史の話"など、 <br />下巻でも印象に残る話が豊富です。 <br />何より、エピローグにまたも登場する有名作家“イェフゲニア・クラスノヴァ"。 <br />上下巻読み切った者にだけ許される快感かもしれません。 <br />巻末というにはあまりにもボリュームの多い、参考文献,注解,用語集も、相当に役立ちそうです。 <br /> <br />あぁ、面白かった!
経済学・経営学の最良副読本
2009-10-14
6人中 3 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
英語版を読んでから,日本語訳を読んだ. 用語には何箇所か不満があるが,よくここまで日本語に直されたものだと,心から訳者に敬服する. MBAコースでファイナンスを専攻した者として,必読の副読本に推薦したい. グローバル時代に経営をになうには,本書のメイン・テーマの「予期できないものを予期する」というポスチャーは大切である. <br />
下巻に結論めいたことは集中
2009-10-17
4人中 2 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ある方から、ブラックスワン邦訳版どちらかしか選べないとしたら、下巻だけという選択もありますか?と尋ねられた。その通りだと思う。本書の結論めいたことは、下巻に集中しているのは事実だ。どうしても、上下両方読む気力が湧かないという方は、下巻をどうぞ。