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カスタマーレビュー数:7
販売価格:1575円
中古価格:1円
定価:1575円
発売:青春出版社
発売日:
出版日:2008-12-20
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日本の国益 明日の日本を考えるヒント
2009-01-25
27人中 22 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
世界最大の債権国が、歴史的な機軸通貨の切り替えに備え、国民の富を守り、国際社会で日本が果たすべき役割にについて、問題意識性に富む内容である。国民の富を国際金融の流れのなかで、喪失した経緯は、『マネー敗戦』(吉川元忠:元興銀マンの精緻な論考)等にも通じるものがある。日本が投資している米国債と日本国債の価値をどうやって維持しつつ、機軸通貨の切り替えを乗り切るか?読者は、本書をヒントに、これから起こる世界史的な激動を見る視座を獲得できるのはないだろうか?筆者は、現在の状況を1400年代のヨーロッパに酷似 <br />していると言っている。 <br /> 確かに、陰謀物的な記述もあり、そこは一般人には検証できないのも事実。だからといって単なる陰謀もの・・として読むことには、疑問を感じる。たとえば、「9.11は自作自演」(p114)や「長期信用銀行の破たん処理で18兆円が米ファンドに掠め取られた」(p162)は圧巻。 <br /> 本書は、経済史の中で、機軸通貨をめぐる問題や国際機関のあり方、そして日本のアジアでのあり方を考える上で、問題意識性に富む内容である。 <br /> 経済の運営や通貨の管理に関わる諸兄には、娯楽ものとしてでもよいから一読され、再度日本の国益をゼロベースで考えていただきたい・・・。 <br /> <br />
謀略専門家の最新作
2008-12-26
56人中 42 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
「謀略本」で名高い著者の最新作。 <br />金融危機を引き起こした原因は、「闇の権力者」の正体である米国の「軍産複合体」と「金融資本家」の内部分裂と説く。 <br />一般の読者には著者の述べる話が本当なのかどうか調べるすべがないが、「こういうストリーで読み解くと現在の金融危機は旨く説明できる」という意味で、「あってもおかしくない話」と受け止めて将来に備えておくべきなのだろう。 <br />しかしながら、古来より「秩序」なるものは、誰かが自分に都合の良いように、そのコストを負担して維持している国際的な権力構造そのものなのであって、一般市民にとってはどこの支配下にいるのが一番ましかというレベルの話でしかない。その意味では、著者が悪者として描く「米国の闇の支配者」さえ排除すれば、ばら色の未来が生まれるという論調には疑問が残る。 <br />ジャーナリストの書いた本なので、新聞や雑誌で読み聞いた常識の轍に乗っており、すいすいと読めてしまう本でした。
事実関係の情報量はすごいけれど・・・・・
2009-01-04
67人中 48 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
著者はカナダ出身のジャーナリスト、金融危機に関して起こった事実関係を丁寧に <br />ひろっていき、世界の情勢を俯瞰させてくれるのだが、良いのはそこまで。 <br />政治、経済に対する知識や分析力がないのか、もともと興味がないのか、すぐに <br />結論を○○の陰ボーという方向に引っ張っていく。 <br />例えばP124で <br />「現在、秘密結社の中で強い力を持っているのはロスチャイルドとロックフェラー <br /> そしてイギリス王室だ。5人委員会のトップはおそらくエイザベス女王と <br /> エヴィリン・ロスチャイルド、父ブッシュ、デビット・ロックフェラー、 <br /> ローマ法王。 <br /> 彼らは今まで3つの独立した都市から世界をコントロールしてきた。 <br /> 金融の支配はシティーから、石油と軍隊の支配はワシントンDCから、 <br /> 宗教の支配はヴァチカン市国から・・・・・・」 <br />このような説明は反証もできないが、立証もできない。 <br /> <br />また、世界金融危機の解決法として、世界通貨の創設を提案しているが、これが <br />どれだけ困難なことか・・・・ <br /> <br />現状分析と対策提案がずサんなので、全体の事実関係すら疑問に思えてしまう。 <br />いわゆる陰ボー史観に興味がある人にはお薦めできますが・・・・・・
今回の金融危機は”世界帝王”などの「闇の支配者」達の権力闘争なのか。
2008-12-27
38人中 24 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
今回の金融危機を引き起こした原因は、”世界帝王”ロックフェラー四世を頂点とする「闇の支配者」たちの「軍産複合体」と「金融資本家」の権力闘争という構図にあるとしている。 <br /> <br />「こういうストリーで読み解くと現在の金融危機は説明可能」という意味で、「あってもおかしくない話」と受け止めて読むと良い。 <br /> <br />金融危機自体についての内容や今後の予測される展開は、現在、多く出ている「恐慌本」 <br />とそれほど大きな違いはない。フルフォードファンの読者には楽しく読めるであろう。
日本人もそろそろ目覚めるべき
2009-05-06
7人中 4 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
久々に面白いフルフォードの本だった。前半は、今回の金融危機を時系列的に振り返ったものだが、後半になると、氏の真骨頂である陰謀論が語られる。 <br /> <br />今回は、日本人が「陰謀論」について非常に懐疑的であるという事を、十分に認識した上で、冷静に筆を進めている。また闇の支配者の構造について総括的にまとめられているので、フルフォード氏の陰謀論を初めて知る人にとっても、ちょうど良い入門書となっている。 <br /> <br />ネオコンや軍産複合体の思惑、外交問題評議会(CFR)、ビルダーバーグ評議会について、初心者にも分かり易いように、噛んで含めるように説明されている。そういった会議で中核に存在するのが、ブッシュ一族を初めとした、ロックフェラー、ロスチャイルド、ハリマン、ウォーカーなど複雑な婚姻関係で結ばれている一族だ。 <br /> <br />日本人は合議制に近いノロノロとした決議決定に慣れているので、なかなか、少数のエリートが悪巧みをもって、庶民を隷属化しようと話し合っているその姿が想像できない。外面で判断するので、海外のエリート達や、イギリス、オランダ等の王室が、まさかそのような陰謀に加担しているという事が信じられない。 <br /> <br />何もヒトラーやスターリンのような独裁者だけが悪者というわけではない。この世の中には、正義を唱える美しい姿をした「悪魔」のような西洋人が存在するのである。リデルハートが尊敬している孫子の兵法にもあるではないか。「上兵は謀を伐つ」と。 <br /> <br />フルフォードも本の中で語っている。「彼らは何も怪しげな術や魔法を使うわけではない。かって貴族たちが城に集まり、小数の選ばれた人間だけで舵取りを行っていたように、相互に協力し合い自分たちの目指す世界を作るために会合を重ねている」 <br /> <br />日本が本気になってその力を用いれば、世界を変えることは可能である。かってのような良心的な官僚が日本の舵取りをすることをフルフォード氏は期待し本書でそれを勧めている。