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カスタマーレビュー数:11
販売価格:1260円
中古価格:1179円
定価:1260円
発売:春秋社
出版日:2004-08-20
種別:単行本(ソフトカバー)
農学 >
3位
農学 >
5位
科学・テクノロジー 全般 >
49位
農業だけに留まらない建設的な批判
2005-09-22
71人中 65 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
本書は著者の提唱する自然農法によって現代農業のあり方を批判し、更に進んで西洋思想一般に対しても批判をし、新しい人間のあり方を提唱する本です。 基本的に、現代農業のあり方に疑問を持っている人にお勧めの本だと思います。今から20年以上も前の本ですが、現代農業の抱えている問題-農薬、化学肥料、土地の貧困化、高コスト、重労働-を見事に解決しています。ポイントは作物の生命力を阻害しないこと、逆に農民は不必要なことをしないこと、と至ってシンプルです。穀物、果樹、そして野菜の栽培について、かなり具体的に解説してあり分かりやすいので、農家でなくても気軽に実践できると思います。 また、その自然農法の立場から、現代の消費のあり方、農業や農政のあり方、そして思想について批判が展開されます。かなり宗教、特に禅の影響が強いので、農業の本とだけ思って読んだ人は面食らってしまうと思います。ここの部分はかなり癖が強いので、人によって評価は大きく分かれるのではないでしょうか。しかし、根本原理ははっきりしていますし、体系もシンプルなので、理解するのは難しくないでしょう。ぜひ、思想の面からも現代の農業と社会を見直し、あるべき未来について思索を巡らせて欲しいと思います。
自然農法を知る
2007-01-19
30人中 25 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
アメリカに滞在していた時に、多くのアメリカ人から色々な機会に、この本を薦められました。日本人なのに?!知らないのっといわれ、彼らのこの本を絶賛していました。 だから、私も英語ではさすがに読んでいませんが、日本語版を探して読みました。 この本は根底から私の考えを変えてしまいました。素晴らしいにつきます。是非多くの方に読んでもらいたいです。
無駄を徹底的に省きつつも、多収穫を可能にする農法
2007-04-26
28人中 23 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
「「要旨」」 ◆自然農法とは、労力をほとんど使わずに多収穫を得られる農法である。 この農法の原則は「無耕起・無肥料・無農薬・無除草」。 すなわち、田畑をクワや機械で耕さず、土に新たな腐葉土を入れる必要もなく、 有害な化学薬品で害虫を殺すこともしない、そして除草の手間もなし、 という従来とは比較にならないほど‘楽’な農法である。 だからといって収穫が少ないわけではない。他の地域よりも多収穫である。 ◆本書はその自然農法について簡単に解説し、 さらに自給自足と無為の生き方を最善とした「緑の哲学」も紹介されている。 また現代の農業・食生活と自然農法・自然食とを比較し、批評を加え、後に正しい仕方を教えてくれる。 ちなみに、自然農法の詳細な解説は他著『無3』の第3・4章にあります。 「「感想」」 ☆現在 われわれは地球資源を大量に消費し続けております。 石油やウラン、胴や金、そして森林、水・・・etc、その消費・枯渇の行方とともに 組織間での奪い合いもまたこれからどうなるのか心配です。 ☆「自給自足」ができればそうした心配も軽減します。 実は著者は数十年間、電気もガスもない場所で自給自足生活をしているそうです。 彼のように生きるうえで本当に必要な知識と技術を備えている人間は、 社会の変動など無意味になるでしょう。全てはそこで調達できるのだから・・・。 われわれも将来を見据えて、自給自足ライフを考えていくほうが賢明かもしれません。 自然農法はそうした意味で非常に役にたちそうに思いました。
わら一本。
2006-12-06
27人中 20 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
読み終えて、いや読んでるときも感じたのが、「渾身の本だなあ」という感じです。 田舎(過疎地)出身ですがみんな農薬づけで自分らで食べるぶんは別に作ったりしてますもんえ。 子供のとき、マスクして重装備で農薬をまいて姿を見て、なんか引きましたもん。そんときは体に悪いとかどうのこうのとかまったく知りませんけど、なんかあれって異様でもん。 話はずれましたけど、この本で自然農法が成り立つなら(もう成り立ってますね)すごいっすよ。家に帰ったら泥団子まきますもん! 本の内容とか触れることないと思うのです。「一度お読みになってください」って感じで。
どこが 「自然 農法」なのだろうか?
2007-02-21
60人中 20 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
表題に「自然農法」銘打っていますが、よく読むと、養鶏場で一生、土を踏むこともなく飼われた鶏の糞を肥料とし、除草の薬剤を使用しています。誇大な表現ではないでしょうか。 果樹園の林床を草で被う草生方は、非常によいと思います。泥ダンゴも、コート種子のさきがけを成していて、優れた先見性と思います。ただ、砂漠に、多湿な気候条件の日本の野菜の泥ダンゴ種子を蒔いて、本当に育つのかは、かなり疑わしいと思います。読み物としてはよいかも知れないが、実用性は希薄と思う。