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カスタマーレビュー数:11
ランキングには入っていません
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やるせなさを感じます
2001-09-12
6人中 2 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
表題作は作者特有のトリックではじめて読めばあっとおどろくが、何作も読んでいるとまたかという感じですが、それでもやはりうまい!と思ってしまう。 それ以外は結末がやるせなさを感じさせます。どうしようもない後味の悪さを感じたくない人はやめた方がいいかも。
いくつか読んだ東野圭吾の短編集の中で1番かも。
2006-07-19
4人中 1 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
基本的に、東野圭吾さんの本は長編を選んで読むのですが、この本は、それぞれに面白みがあり、話の展開に意外性があり、どれも最後が気になり、すぐに読めます。
さすがです!
2005-05-25
4人中 1 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ちょっとしたいたずらから大事件が起こる、相手に良かれと思ったことが、思わぬ方向に行ってしまう、殺す気など全くないのに相手を殺してしまう。どれもちょっとひねった一味違うミステリーだ。読みながら、謎解き、犯人捜しをするのもわくわくして面白い。どれも、身近で起こってもおかしくない出来事だから、よけいにのめり込んで読んでしまった。さすが東野さん!!
タイトルの意味がよくわかる
2004-05-10
5人中 1 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
犯人はもちろんいます。人が殺されているのだから。でも、犯人を100%憎めない、というところにこのタイトルをつけた意味があるのかなあと思ってしまった。<p> 人の命を奪う、ということはむろん許されないことです、どんなことがあっても。この物語に出てくる犯人たちにしても、もっと他の方法があっただろうになあと、なんだか哀れになってしまいます。<p> どうやって殺したか、というよりはどうして殺したか、という人間心理の動きを楽しむ小説だと思います。
それほど読み込まれていないのがもったいないと思わせるだけの、東野圭吾の短編集の最高傑作
2010-02-21
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東野圭吾は、長編も短編も書きこなすことができる非常に器用な作家であり、これまでの全64作品のうちには、17もの短編小説集がある。ただ、私は、これまでに、東野圭吾の全作品を読んできたのだが、彼の短編は、たとえば横山秀雄の長編を凝縮したような濃密な短編と比較すると、軽く、薄味な作品がほとんどであり、率直にいって、東野圭吾は、長編小説を読むべき作家だと思っている。 <br /> <br />彼の短編集の中では、科学ミステリが売りの「探偵ガリレオ・シリーズ」が有名なのだが、はっきりいって、これは、見掛け倒しの物足りないものに終わってしまっているし、「しのぶセンセ・シリーズ」、「天下一大五郎シリーズ」、「怪笑小説」など、軽い感覚の短編集が大半のその他の作品中にも、傑作といえるものはほとんどないのだ。 <br /> <br />そんな彼の短編集の中にあって、私が、彼の短編集の最高傑作と思っているのが、この「犯人のいない殺人の夜」なのである。この本は、東野作品としては、それほど読み込まれているとはいい難く、レビューの数も伸びていないのだが、そんな地味な扱いをされているのが本当にもったいないと思わせるだけの、レベルの高い7作品が揃っているのだ。 <br /> <br />ここに掲載された7作品は、一見、読者の想定内のミステリと思わせるものが多いのだが、いずれもが、最後の一ひねり、二ひねりが効いている。特に、その中でも、「さよならコーチ」と「犯人のいない殺人の夜」は、純粋なミステリとしてだけの観点から読んでも、一級品のレベルにあると思う。また、「闇の中の二人」、「踊り子」、「白い凶器」、「さよならコーチ」、「犯人のいない殺人の夜」のラストの一文には、それぞれに別の意味で、怖さや強烈なインパクトがあるし、「小さな故意の物語」、「エンドレス・ナイト」、「白い凶器」、「さよならコーチ」では、長編でお馴染みの、東野圭吾お得意の読者の胸を打つ人間ドラマも味わえる。 <br />