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カスタマーレビュー数:10
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生まれ変わる前の悪あがきを、見るべし。
2009-01-26
4人中 4 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
屈木頑之助が山籠りをしている中、自分の姿が湖面に映った、その瞬間。 <br />なんと、美少年ではないか! <br />自我の妄念が屈木の視覚を歪め、彼の狂気を的確に映し出したのだ。 <br /> <br />狂気に囚われながらも、彼は成長する。 <br />自分の身体的な欠点を活用し、独特の必殺剣法を編み出したのだ。 <br /> <br />この物語の登場人物たちは、一様に屈折している。 <br />歪んだ精神状態にある。 <br />彼らは、己の力量の現実と身の程知らずの欲望の落差に、 <br />愕然とし、悪あがきを続けるのだ。 <br />その中で、彼らは成長する。 <br /> <br />成長のキッカケ、プロセスにおいては、その姿は決して、 <br />美しく見えるものではないのだ。 <br />蝶に生まれ変わる前の蛹のようなものだろう。 <br /> <br />悪あがきをする彼らを失笑するのか、 <br />身につまされるのか、 <br />読む者の今までの生き方で、この物語の感じ方も変わってくるのだろう。
もはや掛川にまっとうな人間なぞいません
2008-08-20
24人中 18 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
……いやはやなんとやら。 <br />チラホラ姿を見せていた蝦蟇が、突如主役に躍り出る今巻。 <br />あくまでそうはいってもメインは虎子と盲竜なのですが。 <br /> <br />掛川にまっとうな人間なぞいない! <br />今回登場する蝦蟇と千加がとんでもない造型(そう、まさに造型が……)になっております。 <br />まあ正直、唐突だしメインに絡まないし、なんだかわかりませんが私はこれを「箸休め」とみた。 <br />山口先生の狂気にかかると、剣術小町もこうなっちゃうぞと。 <br />あの試合見物で手押し車を推していた袴姿の美女がこうなっちゃったぞと。 <br />むーざんむーざん……もう笑うしかないでしょう。 <br />まぁそのなんというか……うん、これはこれでありかとしか。
がま剣法編収録!
2008-08-27
9人中 7 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
今巻の見どころはがま剣法編です。 <br /> 常人離れしたシグルイの登場人物中でも、格段に人間離れしている蝦蟇こと屈木頑之助。その異形の姿に潜む悲しさ、そして想像を絶する戦い方は必見です。 <br /> もはや時代劇の枠を超え、異次元の面白さを見せるこの作品。 <br /> これからどこまで突き抜けるか、怖いほどですがそれ故に目が離せません!
そう来たか・・・
2008-08-27
12人中 9 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
大きめの女性というのは実際にいるらしいが、そう来ましたか・・・。 <br />頑之助が出てき始め、あれっと思っていたら今回は主役ですねえ。 <br />あの原作のほんの一部が、これほどふくらんでゆくとは毎回驚かされっぱなしです。 <br />この後の展開が楽しみです。 <br />ただ心配なのは、この調子で原作全部やってしまうんでしょうか? <br />とんでもない長編になっちゃいますね。
がまがメイン
2008-09-12
8人中 6 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
この巻はがま剣法の屈木という人物がメインです。この人物が好きになった女剣士と結婚した男を殺していく話です。 <br />伊良子と違いかなり不細工な顔なので、食事時やお菓子を食べながら読むと気分が悪くなるのでやめましょう。なにせ人を襲うときにう○こまでする人物なので。