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十七歳の硫黄島 (文春新書)詳細情報とランキング

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十七歳の硫黄島 (文春新書)

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十七歳の硫黄島 (文春新書)

秋草 鶴次
お勧め度:ユーザ評価は5.0点です カスタマーレビュー数:23

販売価格:840円
中古価格:29円
定価:840円
発売:文藝春秋
発売日:
出版日:2006-12
種別:# アマゾンの詳細ページを開きます

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十七歳の硫黄島 (文春新書)のユーザレビュー

評価:ユーザ評価は5.0点です 当事者の言葉の凄み 2006-12-13

54人中 52 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

誰も死にたくなかった。 <br />これが、兵士ひとりひとりのほんとうの心根でした。 <br />本書を通じて、そのことが痛切に伝わってきます。 <br />読者のなまなかな感想を拒絶する硫黄島の過酷な現実を、当事者の目から詳述した貴重な証言です。 <br />具体的な描写は、後世に残る一級史料だと確信します。

評価:ユーザ評価は4.0点です 戦争の悲惨と著者の逞しさに涙を禁じえない 2007-03-08

32人中 31 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

硫黄島でのことは、どんなに文章にしても本当のところは伝わらない(伝えることができない)と思いながらも、「玉砕」の一言で語られてしまうことに「耐えられない」という言葉は、ひたすらに重い。 <br /> <br />どの頁を読んでも凄惨という言葉を通り越しています。自ら「人間の耐久性試験」と言うほどの有様は、現在の平和な世界に生きる私には想像だにできません。これを読むと、イーストウッドが描いた戦場は、あれであっても「綺麗すぎる」と思えてしまいます。この世に地獄があるならば、まさにそのままです。 <br /> <br />米国はブルトーザとダンプで地下壕の上をまっ平らにし(地下には日本人が生き埋めにされたまま)、投光器が煌々と照らす砲撃の後など痕跡もない広場に大量の物資を運び込んでいったという記述は、戦争の一面を如実に伝えています。 <br /> <br />擂鉢山の星条旗の欺瞞を描いたのが「父親たちの星条旗」でしたが、そこに日章旗が二度もはためいたということは驚くべき事実です。 <br />

評価:ユーザ評価は5.0点です 息を呑むような描写に引き込まれる 2007-01-11

27人中 26 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

イーストウッド監督の硫黄島二部作で興味を持ち購入しました。 <br />武器や攻撃方法など、ほとんど知識のない戦争専門用語の連続にすぐにはなじめませんでしたが、それを超えて有り余るくらいの迫力と細かな描写に引き込まれ、詳細な全島地図や壕内部の図と照らしながら息を呑むようにして読みました。 <br />「おわりに」の著者の思いに、すべてがあると思います。 <br />もう一度、映画館に行きたくなりました。

評価:ユーザ評価は5.0点です 一兵卒の書いた「硫黄島の戦いの真実」 2006-12-29

36人中 34 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

ヒットしている映画「硫黄島からの手紙」では栗林中将率いる総攻撃で終わるが、その後、島がさらなる「生き地獄」の様相を呈したことを本書を読んで知り、その凄惨さに愕然とした。奇跡的に生還した一通信兵秋草鶴次氏が戦後61年目に初めて公開する「戦争という生地獄」の記録として、ぜひ多くの人々に読んでいただきたい。映画では硫黄島の地理や戦いの時間的経過が分かりにくかったが、本書では冒頭に島の地図が掲載され、氏の冷静な記述が時間的経過とともに新書版として簡潔に整理されているのも良い。 <br />

評価:ユーザ評価は5.0点です 硫黄島の真実を書いてくださったことに感謝 2007-02-19

41人中 36 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

17歳の通信兵として硫黄島に派遣され、奇跡的に生還された秋草さんの、硫黄島での凄惨な体験を綴った書です。 <br />秋草さんが「人間の耐久試験」と呼んだ極限状態。その厳しい状況について、この本は地理的にも、時間的にも、非常によく整理し、明確に書いています。当時の秋草さんの心情もよく描写されていて、引き込まれるように読みました。 <br />これだけのものを書かれた秋草さんのご苦労がしのばれると同時に、一次資料としても非常に貴重なものだと思います。 <br /> <br />本書の最後に書かれている、「死んでいった意味」についての秋草さんの言葉には涙がこぼれました。私たちが今こうしてあるのは、先人の犠牲のおかげなのだと痛感させられました。 <br />多くの兵士が、「バカヤロー」と叫んで亡くなっていったことには、胸がつまりました。当時の政府の戦争推進派は、この事実をどのように受け止めるのでしょうか。政治家は、靖国より、硫黄島に行ってはどうなのでしょうか? <br /> <br />実際に戦地に赴いた方や戦争を体験された方々が、あまり語ることなく亡くなっていく中、こうした書を書いてくださったことに感謝します。