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ロング・グッドバイ詳細情報とランキング

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ロング・グッドバイ

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ロング・グッドバイ

村上 春樹
お勧め度:ユーザ評価は4.0点です カスタマーレビュー数:48

販売価格:2000円
中古価格:429円
定価:2000円
発売:早川書房
発売日:
出版日:2007-03-08
種別:# アマゾンの詳細ページを開きます

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ロング・グッドバイのユーザレビュー

評価:ユーザ評価は5.0点です あとがきが最高かな 2007-04-16

45人中 39 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

私は村上春樹さんの本は読みません。いやエッセイくらいは読んだことがありますけど、そのレベルです。 <br />「長いお別れ」は好きで何度か読んでいて、好きがこうじて原書も買っています。それくらいファンなので今回村上さんの「ロング・グッドバイ」が出るのをを楽しみにしてしていて、発売当日に買って読みはじめて、気になるところは清水訳・原書と比べながら読みました。 <br />感想ですが、訳に関しては村上さんのほうが原文に則って訳していますし、言葉も新しいです。ただ、雰囲気としては、マーロウの、とくにラストのテリーとの会話で感じたのですが、心の揺れが、なぜかストレートに伝わって来ませんでした(たんに自分の読解力不足かもしれません)。もし、長いお別れを読んでいなかったら感動は薄かった気がします。 <br />文学者と映画の翻訳家のちがいでしょうか、少なくともラストの雰囲気は清水さんの訳のほうが日本人としては理解しやすいと思いました。 <br />ただ、巻末のあとがきは最高です。これを読むだけでもチャンドラー好きにはたまりません。 <br />そんなことで★5つです。

評価:ユーザ評価は5.0点です やはり不朽の名作ですね! 2007-03-20

25人中 21 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

丁度少し前にペーパーバック版の英文を清水俊二訳の文庫本で参照しながら読んだのですが、有る部分がスパッとカットされてるのではなく、台詞や情景描写中の数語が端折って意訳されてる部分が多々ありました。そう言う意味で今回の村上春樹訳「ロング・グッドバイ」の登場は完全本としても大いに価値があると思います。 <br />清水訳の味わいも捨てがたいのですが、極端な意訳をせず丁寧に一語一語訳してあるだけに、村上訳の方がオリジナルの世界をストレートに感じさせてくれます。あの名台詞の数々も素敵です。 <br /> <br />どちらかと言うと清水訳の方が意訳の幅が広い分、よりセンチメンタリズムを感じさせてくれる気がしないでもないですが、村上訳は、深々と地味にその辺りが胸に響いてくる感じですね。 <br /> <br />いずれにせよ、この名作が新たな訳で読めるのは喜び以外の何物でもありません! <br />

評価:ユーザ評価は2.0点です 清水訳をお勧めします 2007-10-31

38人中 31 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

 旧・清水訳は省略も多く、語学的な問題も少なくない。では、新・村上訳を買うかと言えば、答えは否である。「グレート・ギャツビー」の翻訳はこれまでのものに比べて村上訳が圧倒的に優れていたが(なにせ、初めて最後まで読み通すことが出来たというだけでも価値がある)、チャンドラーのこの傑作に関して言えば、清水訳を読むことをお勧めしたい。 <br /> 村上氏は、翻訳には賞味期限があると主張しているが、現代風の表現を用いればそれで作品そのものが新しく生まれ変わるかと言えば、そう単純な話ではない。歳月を経て味に深みが出たり、透明度が増したりする酒のように、優れた翻訳もまた同じ言葉によって成り立っている以上、時によって成長しうるのである。村上氏の訳は正確で省略はないかも知れないが、味わうにはコクも薫りも足りなさすぎる。要は、成熟度が不足しているのである。 <br /> 清水訳を読んだら、かつての友人(あるいは恋人)を思ってコーヒーを入れ、そのかたわらに火をつけた煙草を置きたくなるだろう。 <br /> もちろん、作品それ自体は文句なしの傑作である。

評価:ユーザ評価は3.0点です 名作への息吹 2007-04-18

21人中 17 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

チャンドラーの名作である本書が当代随一の作家・村上春樹によってあらたに世に出ることになった。「長いお別れ」(清水俊一訳)は台詞の素晴らしさとテンポのよい訳で広く人口に膾炙した本であったが原書を大幅に削除した点や古さを感じさせてしまう訳語などの点で些か本棚に埋もれてしまう感は否めなかった。村上訳による「ロンググッドバイ」はこのような問題点をクリアにし新たな古典としての存在として位置づけられる様に思う。村上本人もそのような意図で翻訳作業に及んだようである。名作との格闘という点においては大変評価したいし、違う角度からこのチャンドラーの名作を読書できるは読者冥利に尽きる。しかし、清水訳ではじめて接した時のマーロウの輝きは正直みられなかったように思う。マーロウが村上春樹の小説の主人公の二重写し(カーボンコピー)に見えてしまい、本来のマーロウ像がかすれてしまっているのが残念である。やはり翻訳のリズム、台詞の切れ味などでは字幕屋出身の清水の足下には到底及ばないのだろう。そこでお奨めしたいのが清水訳と村上訳を両方読んでみるという作業である。前者は文庫なので鞄やポケットに入れ暇なときに読んでみると良い。後者はかさばる重さなので週末当たりjazzを聴きながらゆっくりと読んでみるといいかもしれない。いずれにしても選択肢が増えたのは喜ばしい。名作の資料価値という点からもこの本を評価したいと思う。その息吹がよもや文学的になりすぎたとしても。

評価:ユーザ評価は4.0点です お勧め 2007-09-28

15人中 12 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

恥ずかしながらこの本でチャンドラーを知った人間です。 <br />この本を知らなかったのが「(本好きとして)恥ずかしい」と思える一作です。 <br />まだよんだことのない人はこれが機会、読んでおきましょう。 <br />読んだことがある人も、思い出すのを含めて悪くありません。あとがきの春樹解説読むと、春樹小説の理解がいっそう深まるかもしれません。 <br />今私は清水さん訳の「高い窓」を読んでおります。全部読み終わるまでは当分マーロウ漬けの日々を送りそうです。