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フェルマーの最終定理 (新潮文庫)詳細情報とランキング

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フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

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フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

Simon Singh青木 薫
お勧め度:ユーザ評価は5.0点です カスタマーレビュー数:92

販売価格:820円
中古価格:380円
定価:820円
発売:新潮社
発売日:
出版日:2006-05
種別:# アマゾンの詳細ページを開きます

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フェルマーの最終定理 (新潮文庫)のユーザレビュー

評価:ユーザ評価は5.0点です ニュートンもかくありき 2006-07-03

50人中 41 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

<br />とても上質なドキュメントです。「余白が足りないので驚くべき証明を書き記せない」という何とも思わせぶりなメモと、簡潔な数式で余りにも有名なフェルマーの最終定理が、とても余白などには書ききれないような膨大かつ高度な最新数学を駆使して証明される過程を素人に分かりやすく記した、小説以上にドラマティックなノンフィクションです。 <br /> <br />ワイルズの証明の前提を成すある『予想』を提示した数学者も、ワイルズの発表前に誤った『証明』を発表した数学者も、そしてワイルズが発表後の瑕疵を解決する際に大きな役割を果たしたある『理論』を提唱した数学者も、全てが日本人であると言うこともこの真実のストーリーにのめりこむ一要素になっています。 <br /> <br />しかし、何と言っても一番感動的なのは、砂上の栄光の後の挫折の中で一度は自ら閉じかけた解決の扉を才能が導いた閃きと共にもう一度押し開く瞬間の描写です。ここはワイルズ自身の言葉で語られていますが、もしニュートンにリンゴが落ちた瞬間の閃きの感動をインタビューしても同様の言葉が返って来るのではないかと思えるほどです。 <br /> <br />最終章の四色問題や球体充填問題の説明は蛇足のような気がしますし、73ページ9行目の誤植は場所が場所だけに残念な気がしますが、そのような小さな欠点を補って余りある興奮と迫力が全編を貫いています。

評価:ユーザ評価は4.0点です これは「数学」の本じゃない! 2007-06-04

27人中 21 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

本書は数学をテーマに掲げているものの、 <br />その内容は素晴らしいドキュメンタリーだ。 <br /> <br />戦争映画を見るのに、銃の取扱いを知ってる必要は無い。 <br />スパイ映画を見るのに、数ヶ国語に熟達してる必要も無い。 <br />数学者の物語を読むのに、数学を知っている必要は無い。 <br />むしろ、先入観も無く、数式もさらりと流してしまえる、 <br />数学嫌いな人の方が本書をより楽しめるのではないだろうか。 <br /> <br />500頁のボリュームだが、ハラハラドキドキの展開、 <br />思わず息を殺して読んでしまう程のスリルと緊張感。 <br />面白いドキュメンタリーの要素が、ぎっしりと詰まっている。 <br /> <br />ぜひ、身構えずに読んでみて欲しい。

評価:ユーザ評価は5.0点です ワイルズの功績を著者・訳者のおかげでよく理解できた、面白かった 2007-01-14

41人中 31 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

フェルマーの最終定理を解くために、19世紀の数学、世界中の数論を <br />統合したプリンストン大学のアンドリュー・ワイルズ、なんともすごい話 <br />である。それにしてもピタゴラスの定理につながるとは、この著者サイモ <br />ン・シンもすごい、物理学からTV界に、そして、この本である。たぶん、 <br />サイモン・シンがBBCで放映し、この本を書かない限り、一般の人には <br />この大きな業績の意味を理解できなかっただろう。たまたま、何年も前に <br />BBCの番組を観て、このときのワイルズの言葉で、「朝起きたら、ふっ <br />とひらめいた」とひらめきの話しがすごく印象にあり、仕事や日常で壁に <br />ぶつかったときに思い出した、そして、その話しを人にもした。数学は、 <br />問題の解決をする学問である。したがって、答えは一つでも、人それぞれ <br />に解決への道は違う。ワイルズは、350年間の全ての数学者の考えを1 <br />つにした。こんな、ワクワクした本の著者サイモンに感謝し、さらに、こ <br />の本を翻訳した青木薫氏にも感謝する、訳者が自然科学を愛する女性とは。 <br /> この三者がいなければこれほどの読み物にならなかっただろう。 <br /> 確率論やゲーム理論などなるほどと思った話しが満載である。 <br /> ただ、最終章の未解決のケプラーの話しからは、蛇足であった。 <br /> <br />

評価:ユーザ評価は5.0点です 「数学はいつも3。 2006-07-31

39人中 29 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

暗算を求められるとパニックに陥ってしまう。」 <br /> <br />そんな超文系の私でも、最後まで一気に読んでしまいました。 <br />今では周囲の友人たちにも、「最近こういう本を読んでさぁ」と、言いふらしたくてしかたありません。 <br />そうすると、数学がニガテであればあるほど、目を輝かせて聞いてくれるのですよ。数学に挫折した人間にとっては、それほどまでに新鮮な世界なんです。 <br /> <br />文系人間の私が、数字を通じては感じることの出来なかった美しい「数論」の世界。それを文章というかたちを通じて知ることができたことが奇跡のように嬉しいです。 <br /> <br />

評価:ユーザ評価は5.0点です フェルマーの定理を軸にした数学史入門 2007-02-09

20人中 15 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

特に後半の「谷山=志村予想」が出てきたあたりから「どうやって解決に至るんだろう?」とわくわくしながら一気に読めた. <br /> <br />実はこれまですでにフェルマーの定理関係の一般向け解説書は二冊ほど読んだのが,どちらも読みづらく,ほとんど飛ばし読みして中身が頭に入らなかった.しかし,本書は専門用語が出てくるのにもかかわらず,ほとんど気にならない. <br /> <br />フェルマーの最終定理を軸にした数学史入門といった感じで,いろいろなエピソードが出てくる.どれもおもしろかったのだが,ゲーデルの不完全性定理とフェルマーの定理の関連や「なんらかの意味を持つ数学史上最大の数」の話はとくにおもしろかった. <br />