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カスタマーレビュー数:41
最低限知っておかなければならない現代史の知識が身につく
2004-06-05
16人中 14 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
内容:<p>現代人が当然知っておかなければならない第2次世界大戦以降の歴史を学べるという意味では大変意義のある本だと思います。私の場合は、断片的な現代史の知識をつなぎ合わせる助けになりました。<p>同書の前書きでもありましたが、現代史というのは学ぶ機会が少ない分野です。積極的に学ぼうという意思をもって学ばない限りなかなか学べないものです。少なくとも、私は、現代史を学校で学んだという記憶はありません。そんな、学校では学べない現代史の基本を学びたい人のための一冊です。<p>読みやすさ:<p>大学教授(研究者)が書く歴史の本は読みにくいものと相場が決まっています。これは、彼らが研究者としてのプロなのであって物書きとしてプロではないという点に起因するのでしょう。彼らの書いた本は、途中でいやになってしまうことも多々あります。<p>本書の著者は、ジャーナリストですので、読者に分かりやすい文章で、文句なく読みやすいです。<p>ただ、本のサイズが大きくのと、レイアウトは嫌いです。(これで☆マイナス1)
勉強になりました
2007-06-11
20人中 17 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
戦後におきた出来事を分かりやすい解説つきで説明してあります。 <br />実際にニュースを読んでいた人の本なので、臨場感があります。 <br />それぞれの章の最後に、現在はどうなっているかという記載があり、今ニュースで見ている出来事の背景と言うのも分かります。 <br />現代史というのは勉強する機会がなかったので、大変興味を持ちながら読むことができました。 <br />今のニュースに「どうしてこうなったんだろう」と疑問を持っている方にお薦めです。 <br />この本からヒントが得られると思います。 <br />
最高の現代史入門書
2007-04-25
40人中 33 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
こんなに読みやすく大変簡潔に説明していながら、それでいて、実に奥深い現代世界史の入門書は滅多にないだろう。まずは、この本を読み、それからより興味を持った各分野についてより理解を深めれば、その知識は磐石なものになりそうだ。特に文化大革命、ポルポトの問題など実に分かりやすく、高校の歴史の副読本にしてほしいぐらいである。
頒布教科書の現代史記述に飽き足らない思いをしているかたへ、お薦めします
2007-05-04
24人中 20 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
NHK出身のジャーナリスト、池上彰氏の手による現代史入門書。池上氏の視点で選定されたテーマに関して、常識的な論旨が簡潔明快に展開されている(頒布教科書ではないから、網羅的ではなく、捨象されているテーマもある)。 <br /> <br />想定読者層は「試験の出題範囲ではないから」と称して現代史への興味を回避し、あるいは関心を閉塞させてきた現代人であろう(年齢不問)。本書を手に取った読者としては、タイトル通り「へえ、そうだったのか」とニュースの謎解きを提示されて納得するのもよいだろうし、現在進行形の国際紛争問題の報道を読み解いていくチカラを養っていくのだという思いで「深読み」するきっかけを掴むのもよいであろう。 <br /> <br />いずれにせよ、本書は「教科書」として他人から買い与えられる本ではない。自ら書を求め、手にとってみようとする人、すなわち、頒布教科書の通読だけでは得られない知的訓練を行ない、比較優位な知識と視点を養っていこうとする意欲的な読者が、現代史に分け入っていく際、最初に手に取るガイドに相応しい本であると、私には思われた。 <br /> <br />続編の文庫化も期待したい。
値段が不満だが、中身には納得。
2005-05-10
14人中 12 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
学校の授業では時間的な都合でほとんど触れられる事の無い近・現代史ではあるが、皮肉なことに、社会人として役に立つのはまさにこの近・現代史なのである。中東問題、朝鮮半島、中国のチベット虐殺など今この瞬間にリアルタイムで進行する世界情勢を理解するには、石器時代や中世の知識などはほとんど役に立ちません。必要なのは帝国主義以降の世界動向の流れを大まかで良いので一望しておくことです。そして必要があれば専門書などで深く掘り下げることです。個人的にはカンボジアのポル・ポトの章が一番の衝撃で、本書で紹介されていた「キリング・ワールド」という映画も早速借りました。スターリン、毛沢東、ポル・ポトなどの共産主義が「人民を解放する」という理想のために、何万人もの国民を虐殺・弾圧・粛清した歴史は絶対に風化させてはならないし、学校などでも最優先で取り組むべきだと思いました。戦前の日本も一部の人間がひどいことをしたかもしれませんが、世界の列強の世界規模での搾取に比べればまだましです。日本史が悪い(役に立たない)とは言いません。しかし、現在のボーダーレス・ワールドをリアルタイムに感じ、断片たりとも理解したいならば、本書を始めとする世界史の知識が必ず役に立つことと思います。いずれにせよ、本当に有益な本なので1度は読んで欲しいですね。できれば地球儀や地政学、戦争学の本も一緒に揃えると一層理解が進みますよ。