クリックすると拡大します
カスタマーレビュー数:7
ランキングには入っていません
ランキングには入っていません
ランキングには入っていません
卒業前のリリアン模様
2008-10-01
18人中 14 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
それぞれが、それぞれのやりかたで卒業前の清算を果たしていく一冊です。 <br />ちょっと”意外な人”が”主演”もしていて、すごく嬉しかったです。 <br /> <br />結構、サラリと去年と違う祐巳の成長が語られていたりして、 <br />いろんな意味で、手のかからない主人公になったと思いますが、 <br />ここは作品の視野が広くなったなと好意的に解釈しています。 <br />マリみては、本当にいろいろなものを積み重ねてきた感じがします。(昔は昔で良いものですが) <br /> <br />あまり意表をつかれるような展開もないのですが、それぞれの心情を推測できる、キャラクターの思考が理解できる、というのが心地良い読書感となっています。 <br />10代の読者も、大きなお友達も、おもいっきり感情移入しながら読むのが正解だと思います!^^ <br /> <br />今刊だけでは消化されていない部分もあって、次刊への伏線もいろいろ見え隠れしています。 <br />少し気になったのは、祥子様の記憶力に対するフォローで、これはもしや・・?など。 <br />次刊、ものすごく期待しています!!
お姉さまからのメッセージ
2008-10-01
18人中 13 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
卒業式の前日、薔薇の館では恒例(?)の「薔薇様方の忘れモノ」探し。 <br />そこで見つけたのは、大分前に片方だけなった祐巳の黒っぽいリボンだけ。 <br />リボン込められたお姉さまからのメッセージに気付いた祐巳は、お姉さまを探しに薔薇の館を飛び出します。それを見送る瞳子もグッときましたが、祐巳と祥子様のラストが秀逸です。 <br /> <br />リボンが片側になった1年前の経緯を知っている人も、知らない人も楽しめる内容でした。 <br /> <br />「マリ見て」の「祐巳・祥子編」は次の巻で終了いたします。
季節は違えど、寂しい卒業。
2008-10-01
21人中 13 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
すっかり秋になったこのシーズンに読むには、少し早い <br />卒業式前日のエピソードですが、物寂しい今にピッタリ。 <br />いよいよ、ついに祥子様・令様の「卒業」です。 <br /> <br />間に「お釈迦様」が入った為か、かなり久し振りの間隔な気が。 <br />とにかくこれ程長くずっと読み貯めてきた小説作品は、十代以来 <br />無かったもので、既刊を本棚に眺めて、「ここまで来たか…」と <br />感慨深い気持ちでいっぱい。 <br /> <br />いつもながら時間軸を絶妙に操りながら読者を引きずりこむ <br />文章力の卓越さには圧倒されます。 <br />卒業する薔薇様、見送る蕾、その妹達…それぞれの色彩違う花を <br />最後までどう魅せてくれるか…楽しみでありながら、切ない。 <br />そんな新刊です。 <br />意外な組み合わせの薔薇達の会話や、相変わらず美味なところ独占の <br />先代白薔薇様の登場も本当に嬉しい。表紙の祐己が、とても大人びて見えます。 <br />とにかく、マリみファンならば今更買うほか無いでしょう。
別れは人を成長させる、って言いますね。
2008-10-02
16人中 9 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
いよいよ明日は卒業式。 <br /> 準備に余念のない祐巳たち在校生に対して、卒業生は手持ち無沙汰な一日な <br />はずなのだが、いよいよ最後となると思い出やら未練やらやり残したこと、 <br />やらねばならないことなどが一挙に押し寄せて、結局なんとなく気忙しい。 <br /> <br /> 写真部の蔦子さん、新聞部の三奈子さん、美術部の美礼さんなどの <br />(蔦子さんは在校生だけど)、卒業前のささやかな儀式の点描。 <br /> それは、それぞれがこころを残さないため。 <br /> そして、クールなはずの祥子さまも祐巳との別れを前にして思わず激情が <br />ほとばしる。 <br /> 春まだ早い陽だまりに、ぽつんと咲くタンポポのような掌編。
のばしすぎです
2008-10-15
18人中 7 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
作者が現薔薇様の卒業を先に延ばしたい意図がみえみえです。 <br />初期のあのスピード感のある話の展開に戻してもらいたいと <br />皆さんがおっしゃるのがわかるような気がします。