アマゾン(amazon) ランキング
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カスタマーレビュー数:2
成功の蜜を知る人たちの泥試合
2008-04-06
5人中 3 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
権力に魅せられた人間の策略が交差する下巻は、多少三奈の行動に辟易するものの一気に読ませる。 食うか食われるかの攻防線で、最後に笑う人間が見たくなる己の浅ましさをも突きつけられたような気もした。 弱肉強食の世界で、隙を見せてしまう恐ろしさを、切り捨てられそうな男の暗示で物語は終わる。 唯一上巻から気になっていた鷲津が、 飾りのようだったようで引っかかりを感じた。
政治家や官僚の異常さが生々しく書かれている
2008-03-22
5人中 4 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
政治の世界、そして権力の魔力に取り付かれた政治家の異常さが生々しく書かれている。地盤や派閥を引き継ぐこと、政治家と官僚の関係などで、2世/3世議員が増える理由がわかる。 また、いろいろなことが身の上に起こるエリート大蔵官僚のことも興味深い。「・・・・・(母の)三奈は、(エリート官僚の)息子 崇の弱点を見たような気がした。幼いころから、失敗や挫折というものを経験したことがない崇にとって今回のトラブルは初めて直面する危機であろう。・・・・・」 こんなのがエリートなら、日本も安泰ではないな、と感じる。 ちなみに、否決された日銀総裁候補の武藤氏、福田首相はこの人しか適任者がいない、と言っていたが、政治家との調整が上手な、バリバリのDomesticな官僚だそうな。 上巻である方がレビューで書いていたが、ワインの話題が多すぎるなど、ややワンパターンに感じる部分もあり、残念。DNA鑑定や違法薬の米国からの個人輸入など話題が豊富だが。