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カスタマーレビュー数:4
販売価格:1785円
中古価格:1079円
定価:1785円
発売:講談社
発売日:
出版日:2008-02-29
種別:#
ランキングには入っていません
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もったいない!残念
2009-07-20
8人中 8 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
革命を志して東大安田紛争に飛び込んだ女性革命家と、その方法論を否定して自ら信じる道を歩もうとする純粋な苦学生という2人を軸に物語が展開して行く…というプロットは見事。ぐいぐいと引き込まれて行く。 <br />この2人のそれぞれの子供が、国家の頂点に立とうとする2人の思惑を理解し己れもそれを目指す中で、予期せぬ事実が発覚した事から4人の歯車が狂い始まる…。 <br />物語の展開が非常に面白く、逆転に次ぐ逆転が出てくるたびにますます熱中させられるという点では「さすがに一級のストーリーテラー」と感心させられた。この小説は文句なく面白いのだ。 <br />しかし、話の上っツラを舐めただけのような“浅さ”がどうも気にかかる。極端に言えば、本当はもっと膨大な量の小説が別にあって「そのストーリーを掠め取ってミニチュア版を書きました」という感じ。子供の読書感想文の物語紹介部分のような、あっさりした描写が残念だ。 <br />この小説は上下巻であるが、この倍の量になっても構わないからじっくりと書き上げるべきだった。同じ閨閥を描いた山崎豊子の『華麗なる一族』と比較してみると、その奥の深さの違いが一目瞭然となるだろう。その意味では非常にもったいない小説だ。 <br />でも、面白いことは面白いです。 <br />
成功の蜜を知る人たちの泥試合
2008-04-06
9人中 6 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
権力に魅せられた人間の策略が交差する下巻は、多少三奈の行動に辟易するものの一気に読ませる。 <br />食うか食われるかの攻防線で、最後に笑う人間が見たくなる己の浅ましさをも突きつけられたような気もした。 <br />弱肉強食の世界で、隙を見せてしまう恐ろしさを、切り捨てられそうな男の暗示で物語は終わる。 <br />唯一上巻から気になっていた鷲津が、 <br />飾りのようだったようで引っかかりを感じた。 <br />
政治家や官僚の異常さが生々しく書かれている
2008-03-22
9人中 5 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
政治の世界、そして権力の魔力に取り付かれた政治家の異常さが生々しく書かれている。地盤や派閥を引き継ぐこと、政治家と官僚の関係などで、2世/3世議員が増える理由がわかる。 <br /> <br />また、いろいろなことが身の上に起こるエリート大蔵官僚のことも興味深い。「・・・・・(母の)三奈は、(エリート官僚の)息子 崇の弱点を見たような気がした。幼いころから、失敗や挫折というものを経験したことがない崇にとって今回のトラブルは初めて直面する危機であろう。・・・・・」 こんなのがエリートなら、日本も安泰ではないな、と感じる。 ちなみに、否決された日銀総裁候補の武藤氏、福田首相はこの人しか適任者がいない、と言っていたが、政治家との調整が上手な、バリバリのDomesticな官僚だそうな。 <br /> <br />上巻である方がレビューで書いていたが、ワインの話題が多すぎるなど、ややワンパターンに感じる部分もあり、残念。DNA鑑定や違法薬の米国からの個人輸入など話題が豊富だが。
ドラマより面白い♪
2010-02-21
0人中 0 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
現在、ドラマでも「宿命」ってやっていますが、原作の方がやはり面白くて、一気に上下巻を読んでしまうほどハマリました。 <br />ドラマは少し内容が短縮、省きがありますが、原作を読んでいるとドラマの中の詳しい経緯がわかります。 <br />ドラマの最終回を迎える前に一気に読んじゃってみては・・・