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犬と鬼―知られざる日本の肖像詳細情報とランキング

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犬と鬼―知られざる日本の肖像

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犬と鬼―知られざる日本の肖像

Alex Kerr
お勧め度:ユーザ評価は3.5点です カスタマーレビュー数:30

販売価格:2625円
中古価格:1450円
定価:2625円
発売:講談社
出版日:2002-04
種別:単行本 アマゾンの詳細ページを開きます

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犬と鬼―知られざる日本の肖像のユーザレビュー

評価:ユーザ評価は4.0点です 【忙しくても読んでおきたい一冊。】 2008-06-29

3人中 2 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

 問題があることを認識しながら既存のシステムに依存し、苛立ちを感じつつも、 打開策を見出すことなく煩悶しているこの国の姿が歯切れのいい言葉で分かりやすく、 鋭く描かれている。著者が描いたこの「日本の肖像」は、私個人の姿のようでもあり、 世界中が抱えているじれんまのようにも思え、読後、頬を思いきり張られたような 痛みが残った。  巻末にまとめて参考文献が記載されていると、それぞれの問題について、もっと 深く知りたいという人のために役立つと思う。 「この国はどこか狂っている。」と感じている人に手にとって欲しい本。

評価:ユーザ評価は1.0点です 鬼の正体  2008-03-02

21人中 10 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

アメリカは常に歴史を創る側にある? そして歴史を裁くのもアメリカ?? マッチョな特権意識と偏見が鼻につく、 そして 愛 がない。 本書で取り上げられている景観問題は何も日本に限定したものではなく、世界中いたるところで同時多発的に進行している。 (つい先日も友人がフィレンツェ郊外の公共工事がいかに景観を破壊しているかを涙目で語っていた。 新興国は言わずもがな。)  これらの問題を引き起こすのはそのような愚行を是とするシステムであることは間違いない。 しかしそれを引導しているものは結局のところ世界を席巻するアメリカ型市場原理主義なのではないだろうか? 規制緩和の旗振りの元、「実」体のないマネー循環は風土も文化も伝統も破壊し、世界を無機質なものへと変えていく、 その手助けを果たしている。 同郷の顧客の機嫌をそこねないためのビジネス・マンとしての配慮が働いているせいであろうが、 アメリカ人である筆者自身がその事「実」を隠蔽している。  読後の不快感は主にそこに起因するように思う。 アメリカにおける巨額の軍事費支出 、人間の大地を 文字どおり 焦土に変え続ける兵器使用量を思うとき、 日本の海岸を固めるコンクリート群が一瞬「クリエイティヴ」なもの、あるいは「恩恵」に見えたとしても私は自分が狂っているとは思わない。 気に入られても地獄・・ 嫌われても地獄・・ 実のところ「鬼」とは現代世界を支配するエゴイスト、アメリカ自身の姿なのではないだろうか? どれほどの教養があろうと、アメリカ的ライフ・スタイルを批判することなく一方的に展開される一アメリカ人によるモラル、 美的判断をそもそも私は信じることができない。 また筆者に異文化に対する「リスペクト」、そして「近代日本」という苦しみを理解する感覚「シンパシー」があれば、 ここに書かれているような物言いは出来ようはずがないとも思う。 この国にも現状を憂い、変革のために闘っている市井の人が大勢いることを筆者には是非知ってもらいたいものだ。

評価:ユーザ評価は5.0点です 外圧なくして変りえない日本になってしまうのか 2007-08-05

8人中 6 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

題名は白洲正子宅の短冊にあった「犬馬難 鬼魅易」(ケンバムツカシ キミヤスシ)からとのこと。非常に薀蓄のある言葉だと思う。 さて、内容だが、一部医療関連の言説には間違いと思われる箇所もあるが、他の分野(自分が知らないからからもしれない)は非常に的確なコメントだと感じてしまいます。 外圧なくして変化しない日本という真理に近い現状を知っていて、敢えて苦言を呈し、美しき日本の再生を願っている。 そして、その指摘はあらゆる分野に及ぶ、あとがきでも書かれているが6年の歳月をかけ、調べ議論したことも納得いく。土建国家、伝統破壊、財政問題、都市化問題、教育問題、政治と官僚等々。 自然と共存共生そして共死していくことの哲学を失っていく現代の日本を犬馬難 鬼魅易として捉えていく。発展や進歩が果たして日本人に本質的な富や幸福を担保するのか?貨幣量が人生を左右するのか?文化伝統を持続させることがいかに難しくそして重要な事なのかを考えるきっかけになる。著者は「美しき日本の残像」で1994年新潮学芸賞を受賞している。 本書カバーの写真が日本の今を的確に表現している。

評価:ユーザ評価は5.0点です クロフネしかだめなのか 2007-07-18

23人中 20 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

外人の目から見た日本、というのはよくある話で、西欧かぶれにはうなずけても、ホントに日本のことを考えている人間には、なんか納得がいかないもの。でも、この本はかなり鋭い。なぜか。きっと著者が日本に住みながら、キチンといろいろな実践をしているからではないか。その重さがあるから、説得力があるのだろう。とはいっても、そんな外人は数多いる。それでもいいのは、やはり空論ではなく実地に調べているからだろう。やはり、クロフネしかないのだろうかと思ってしまう日々だが、本書は勇気を与えてくれるということでは、お前たち自力でやれと励ましてくれるということでは、ゆで蛙の形容がピッタリのたそがれ日本にはいい刺激と思ってしまう。

評価:ユーザ評価は1.0点です 自己顕示欲と差別意識 2007-07-16

84人中 10 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

「日本への愛情が深いから、日本の現状を批判せざるを得ない」という外国人(特に先進国と呼ばれる国々から来日した白人)の意見を、過去の人生に於いて何度見聞したことだろか。彼らのアジア人に対する優越感と、その裏返しである差別意識が、彼らをしてそう言わしめているのだろう。また、彼らの物言いや表情に垣間見える自己顕示欲の強さといったら・・・お馬鹿な芸能人並みだと言わざるを得ない。

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