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仮面山荘殺人事件 (講談社文庫)詳細情報とランキング

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仮面山荘殺人事件 (講談社文庫)

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仮面山荘殺人事件 (講談社文庫)

東野 圭吾
お勧め度:ユーザ評価は4.0点です カスタマーレビュー数:37

販売価格:560円
中古価格:1円
定価:560円
発売:講談社
発売日:
出版日:1995-03-07
種別:# アマゾンの詳細ページを開きます

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仮面山荘殺人事件 (講談社文庫)のユーザレビュー

評価:ユーザ評価は5.0点です 幕はあがり読者はいつの間にか主人公の一人であるような感覚に陥る! 2008-05-24

26人中 20 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

 帯にある「スカッとだまされてみませんか」という宣伝文句はなかなかの効果があるのではないか。私自身、本書の「舞台」に登場する主人公であるような感覚(錯覚というべきか)にすぐに陥った。最後までほとんど休むことなく読み進めた。興奮と緊張感、最後まで予断を許さないストーリー展開に見入ってしまったということであろう。 <br /> <br /> 数日前の読売新聞に「編集長魂」という興味深い記事が掲載されていた。東大卒の文藝春秋編集長の話であったが、最終的な本の出版形態が「文庫」であることに着目し、東野圭吾氏の作品(たとえば『手紙』))を自分の出版社から文庫本として刊行することに成功したといった内容であったが、彼の作品は本書の講談社文庫をはじめ、文春文庫や光文社文庫、角川文庫など多くの出版社の文庫版が登場している(最も数が多いのは講談社文庫だろう)。 <br /> <br /> やや関係のないことを書いてしまったが、直木賞を受賞した『容疑者Xの献身』に並ぶ本格ミステリという「触れ込み」はあながち間違いではなく、すでに言及したように、本書も最後の最後まで読者をいわば「釘付け」にする十分な醍醐味を有していることは間違いない。他の講談社文庫作品(たとえば『宿命』や『変身』そして『放課後』)に比べて、群を抜く部数を捌いている作品ではないけれども、プロローグを含む計6章(本書では「第一幕」という表現を用いている)の構成はさすがというべきで、周到に準備されたプロットと巧みに読者を誘い込む作者の並外れた筆力と文体は圧巻である。どちらかといえば初期の作品(本書刊行年は1995年)なのかもしれないが、まだ読んでいない読者はすぐに本書を手に取り味わっていただきたいと思う。 <br /> <br /> 本書と同じような「舞台」をモチーフにした『ある閉ざされた雪の山荘で』も併せて読んでもよいであろう(私は本書『仮面山荘殺人事件』をより推奨するが)。爽快感を味わえたことに今は感謝するだけである。 <br /> <br />

評価:ユーザ評価は3.0点です このトリックは成り立つのか? 2007-07-08

6人中 5 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

 トリックを使ったミステリーというものは、読者をひっかけるだけでなく、何らかの意味で登場人物の一部もだましているものがほとんどだろう。探偵だって、事件を解決するまでは、だまされているとも言えるわけだし。 <br /> <br /> この小説は登場人物をだますという意味では究極的なもの。全てのトリックが、一人の登場人物をだますために構築されているのだから。 <br /> でも、途中から何となく不自然な点は目についていて、最後に謎解きされてみると、このトリックは成り立つのか?、という素朴な疑問を感じる。だまされている登場人物もバカではないから、もっと早く気づいても不思議ではない。まあ、途中で気づいたら小説にはならないけどさ。 <br /> <br /> そもそも、このトリックは、一人の女性の「死の真相」を探る目的で仕掛けられているわけだが、だます側の事情は色々で、一糸乱れぬチームワークでトリックを実行していくのは無理じゃないかと思ってしまう。それを言ってはいけないのかもしれないが…。

評価:ユーザ評価は3.0点です 他作品と似ているのが気になるが、それでも面白い 2002-06-29

13人中 10 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

 同じ作者の「ある閉ざされた雪の山荘で」とは、舞台設定が似ているだけではない。山荘に来なかった者と登場人物との関係がどことなく似ている。まあそれはよい。許せないのは、肝心のトリックがそっくりなことである。東野圭吾のミステリーに最近ハマっているだけに、こういうネタの使い方はとても残念だ。<p> とはいうものの二転三転する展開は、それが現実的かどうかはともかく、めちゃくちゃ面白い。結末は予想だにしなかった。「ある閉ざされたーー」とどっちを選ぶかと問われたら、文句なくこっちだ。

評価:ユーザ評価は3.0点です 微妙かも 2006-08-28

6人中 4 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

おもしろくなくは、なかったけれど。 <br />東野作品の中で初めて、期待を下回りました。 <br /> <br />「スカッとだまされてみませんか」 <br /> <br />そんな帯にわくわくしながら読んだし、途中まではどう解決するんだろう、と思ってたんですが…… <br />推理小説慣れしてる人は雰囲気で犯人わかるんじゃないかな…… <br /> <br />うーん……その犯人に異議はないしむしろおもしろかったけど、その舞台が微妙だなあ、と。 <br />いくらなんでもありえないだろそれ。 <br />「エーっ」と驚かせて欲しかったから、ちょっと拍子抜けしました。 <br /> <br />殺人と強盗との掛け合いとを、もうちょっとミックスさせておもしろい要素を作って欲しかった。

評価:ユーザ評価は4.0点です もう少し緊迫感が欲しかった 2006-07-30

8人中 5 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

作者自身"あとがき"で述べているように、NHKで放送された米TVドラマのアイデアを頂いた作品。私はそれに該当する作品を2つ観ているのだが、作者はどちらを観たのだろう? 少なくとも1つは「刑事コロンボ」の企画・製作者の人が担当していた。そんな訳で私には意外性がなかったが、無垢な状態で読めば騙されていたかもしれない。近年、作者はミステリ以外でも活躍し、その描写力には定評があるが、本作では緊迫感が足らないように思える。特に、強盗が乱入した後は本来緊迫感が増す筈なのに、逆に間延びしてしまっている。上述のTVでもそうだったが、異様な程に緊張感が高まることで、最後のカタルシスが生きるという仕掛けのアイデアなのだ。後半の緊迫感を増せば、更に傑作になったと思う。