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カスタマーレビュー数:1
ガーター勲章使節団の一員が見た1906年の日本
2004-08-22
32人中 29 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
本書は、幕末から明治にかけて駐日英国外交官だった著者が、ガーター勲章使節団の一員として三度目の来日を果たした1906年2月~3月の、一ヶ月ほどの滞在時に書かれた日記体の手紙を編纂したものである。ガーター勲章使節団とは、英国国王エドワード七世から明治天皇にガーター勲章を捧呈するため、コンノート公アーサー殿下を御名代として派遣された使節団のことである。英国皇族の初めての公式訪日で、前年には第二回日英同盟が締結されたこともあり、使節団の訪れた東京、京都、鹿児島、名古屋など、どの地でもその歓迎ぶりは凄まじい。また、それに対する著者の感想も極度とも言えるほど親日的である。使節団が目にしたのは当時の日本のほんの一部であるが、日露戦争後の欧米列強と互するだけの自信を持ち始めた当時の日本人の気骨を垣間見ることが出来る著作でもある。