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朝鮮紀行―英国婦人の見た李朝末期 (講談社学術文庫)詳細情報とランキング

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朝鮮紀行―英国婦人の見た李朝末期 (講談社学術文庫)

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朝鮮紀行―英国婦人の見た李朝末期 (講談社学術文庫)

Isabella L. Bird
お勧め度:ユーザ評価は5.0点です カスタマーレビュー数:17

販売価格:1733円
定価:1733円
発売:講談社
出版日:1998-08
種別:文庫 アマゾンの詳細ページを開きます

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朝鮮紀行―英国婦人の見た李朝末期 (講談社学術文庫)のユーザレビュー

評価:ユーザ評価は5.0点です 植民地以前の独立国家朝鮮がわかる一冊 2008-11-04

1人中 1 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

日本に併合させられる直前の朝鮮を記録した本としては第一級のものです。 第三者のイギリス人夫人が経済も産業も破綻し 人心も離れた国家を見たままに描写していまして 冷静かつ緻密な文章はいながらに当時の朝鮮を実感できます。 完全に男尊女卑の社会は著者に嫌悪感を持たれたらしく 微妙に感情的に描かれている感じを持ちました。 そしてその感想も最もだと思えるほどの当時の韓国人女性の無残な状況です。 海峡を隔てただけでまったく日本と異なる社会となっている異国の社会。 日本が併合して同化政策を取ったとしても最初から無理だったことでしょう。 関東大震災のデマがどうして信じられたのかわかるような気がしました。 ただ、完全に経済も産業も壊滅的な状態の国家では 他国の植民地にならざるを得なかったのではないかと・・・ それを痛感する一冊でもあります。 李氏朝鮮の貴重な写真、イラストが掲載されています。 現在のソウルの写真と比較してみると興味深いです。 日韓問題を考えるにあたり絶対に外せない一冊。 まず、これを読めという感じです。

評価:ユーザ評価は5.0点です 一気読みしました 2008-05-24

18人中 16 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

1894年から1897年に英国女性が実際に目で見て書かれたもの。  私がこの本を読みたく思ったのは、昨今よく出されている、いわゆる反韓モノの存在を知り、いろいろその手のものを読んでいくうちに、当時の様子を知りたいと思ったから。583ページを一気読み。  風俗、町並み、生活。その時代の朝鮮のことを何も知らなかったので、興味深かった。  そして、日本軍の様子,政策。列強国の受け止め方。興味深々。もともと朝鮮人は清国大好き、日本人大嫌いだったのね。。秀吉のせいで。。  「「搾取」はなくなって朝鮮人は自発的に働いていた」『朝鮮に独立というプレゼントを贈った日本」『日本人に対し…激しい反感を示していたが、…日本兵の品のよさと兵站部に物資をおさめればきちんと支払いがあることなついてはしぶしぶながらも認めていた」「わたしは日本が徹頭徹尾誠意をもって奮闘したと信じる」  歴史に対する知識が何もなかった、今も貧弱な知識しか持ち合わせていない私には理解できない部分も少なからずあったが、一人の英国人の視点として、興味深く読んだ。  日本の歴史教育は、古代からはじまり、時間が足りないせいで、近代は学ばないと言われて久しいが、わたしは古代さえも勉強しなかった。。今になって歴史がおもしろい。  最後に。。図書館でかりたこの本にされていた落書き。「日本のせいだ、謝罪しろ」。。。落書きはいけませんね。。

評価:ユーザ評価は5.0点です 日本人を嫌悪していた朝鮮 2008-03-06

39人中 36 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

この書を読むと、当時の朝鮮が日本人を嫌悪していたことがよく分かります。 文化的に優れていると思いこむことで、日本を倭国と卑下しつつも、 事実として日本が優れた国力を保持していることを否定できなかったということでしょう。 イザベラ・バードは、当時の行幸の様子を客観的な目で語り、評価しています。 行幸では、古風な現実的でないいでたちで高級官僚が行列をつくり、これに対して 朝鮮の官僚は行幸のいでたちのままで国を守ることを使命とされていると嘲笑します。 また、日清戦争を挟んで、清国兵が蛮行に及んだことに比較して日本兵がいかに紳士的であったのか、 それでも清国兵以上に日本兵に嫌悪感を憶える朝鮮民衆の姿を第三者の目から冷静に語っています。 韓国における反日という感情を正確に理解するためには、 日本が韓国を併合した以前の朝鮮そのものを外国人の目を通して眺めることが必要です。 本書は、その模範解答といえるものでしょう。

評価:ユーザ評価は5.0点です 近代アジアの最高の旅行記の一つ 2008-02-26

24人中 22 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

 どうも政治的というか日本統治前後の朝鮮についてのネタ本的な扱いを受けている 本書ですが、そのような扱いは不当というべきでしょう。  著者は執筆時60を過ぎたおばあちゃんとも言える方ですが、その好奇心、理性、 分析力、鉄の意志を兼ね備えた姿は、我々一般の読者を圧倒する迫力を持っています。  著者の価値観は、キリスト教的、帝国主義的な点で若干の違和感はあるものの、 ほぼ現代日本の人間と一致します。これに加えて、非常に細部にまでいたる観察眼に よって、当時の朝鮮の状況を生き生きと思い浮かべることができるという点で、 本書の価値は極めて高いといえるでしょう。  さらに加えて、一般の歴史書では知りようも無い、朝鮮の民衆の日常生活、信仰、 さらには朝鮮王宮内の様子を、必要な場合はデータも示して描写しています。  これらの光景は同時代人にとっては、取るに足りない情報として切り捨てられて しまうために、残念ながら後世に残らないものが多いのですが、著者によって忘却を 免れたことは、(「日本奥地紀行」などともあわせて)後世に生きる我々は素直に 喜ぶべきことでしょう。  この本を見て何を考えるかは、読者それぞれの自由だと思いますが、私個人としては 歴史というのは、非難の武器としてではなく、自戒の為に学ぶものだと考えています。 両班や朝鮮政府、ロシアの朝鮮族の描写は、その点で考えさせられるものがありました。  ともあれ、一級の知的擬似体験のできる書籍です。買って損はありません。

評価:ユーザ評価は4.0点です 先進国イギリスの目 2007-10-28

55人中 10 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

先進国イギリス人による優れた旅行記である。 日本の行為を正当化するような政治的文脈で読むと、むしろ価値が下がる。 淡々と読むべきだろう。 「こんなに不潔で貧しい国を日本が近代化してやった」という読み方では、 100年前の日本人と同じ発想になってしまう。

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