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経済・社会小説 >>
37位
セブンアンドワイ ヤフー店 Yahoo!ショッピング(ヤフー ショッピング) 1470円
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業界を離れて
2008-10-29
1人中 1 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
トップレフト、青い蜃気楼はとても読み応えのある本で、文章に勢いがあり、自分が吸い込まれてしまう感じがしました。しかし、金融の現場を離れて久しいためか、この作品は単なる推理小説の延長となってしまった気がします。金融のどろどろとした世界を表現するのにあまりにあっさりとしているのは残念でした。
小説としての面白みには欠ける
2008-06-28
1人中 1 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
本書は著者の体験を下に書かれた小説ということで、かなり期待して読んだが、小説なのか実録なのかの境目が曖昧な中途半端な作品であった。 ストーリーは今はバブルの時代の某都銀が、重症の脳梗塞に倒れて知的判断能力のない女性に巨額の融資をしてその家族と裁判になっているケースにおいて、そのような融資を行った責任を退職して海外に在住している元行員(黒木氏がモデル)になすりつけたため、その元行員が家族と協力して銀行と裁判で争うというなかなか興味深いテーマだ。 知的判断能力のない女性を食い物にして、行員が借入契約書に代筆して無理やり借入を行わせたのみならず、その責任を退職者に押し付けたり、裁判でも平気で嘘の証言を繰り返す銀行の姿は、これが事実であるとしたら驚きを通り越して呆れるほかないモラルの低さである。 但し、本書の問題はそこにある。事実を基に書かれているがフィクションであるため、どこまでが事実でどこからが著者の創作であるのかわからないのである。裁判の状況が延々と描かれていたり、この銀行が金融庁検査で書類を隠したり、その後別な都銀に合併される後日談まで記述されているため、ほぼ事実のようにも思えてくるが、巻末にはフィクションと記載されている。 黒木氏の他の作品はどれもプロフェッショナルに生きる人間の生き様が描かれており楽しく読めたが、本書は個人的な恨みが強く現れているせいか、裁判の様子が延々と執拗に描かれており、小説としては面白くないし、銀行側の登場人物がモデルになった人が可愛そうなぐらいモラルが低い人間として描写されており読後感も悪かった。
銀行の融資に関する裁判を題材にした小説です。
2007-11-24
8人中 7 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
脳梗塞で倒れたやり手の外資系コンサルタント会社のパートナー の女性に、融資をした銀行と女性の家族の裁判に巻き込まれた 主人公の視点から、この裁判と後日談を描いています。 この本を読んでいると、メガバンクがいかに無茶苦茶な融資をして きたか、また日本の司法制度の問題点などが分かり勉強になります。 上下巻、あわせて買うと、内容の面白さに比べて高い感じもします。 どうしても早く読みたいという方以外は、文庫版が出るまで待っても いいかもしれません。 (まあ、値段に関しては人それぞれでしょうが・・・) 内容は良いのですが、コストパフォーマンスの点で星1つ減らしました。
やはり長編はすばらしい
2007-11-05
8人中 6 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
氏には金融財政事情に掲載された、司法手続に重点が置かれた中篇小説がありますが、それをはるかに上回る出来栄えです。やはりテーマが明確な長編を一気にというのが一番氏のスタイルにあっていると思います。本書は、主題自体はさほど新しくも面白くもないのに、冗長にわたらない程度の詳しさで明確に状況を描写し、展開上のドラマ性にも欠けていません。週末1日で楽しみながら読了するのにぴったりです。
駄作
2007-10-29
18人中 3 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ぺダンチックな情景描写がだらだら続き、そのために無駄に長編となった退屈な駄作