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カスタマーレビュー数:22
販売価格:540円
中古価格:116円
定価:540円
発売:角川グループパブリッシング
発売日:2008-11-29
出版日:2008-11-29
種別:文庫
ランキングには入っていません
ランキングには入っていません
面白いってこういうことか……!
2008-11-30
78人中 58 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
読み終わった瞬間に思わずうなってしまった。面白い。面白すぎる。これは期待以上。楽しみに待ってたかいがあった。 物語はどんどん進んでいき、秀麗はどんどん窮地に追い込まれていってます。清雅との関係も目が離せない。二人、すごく合ってるのにな〜。。。上司である皇毅とのやりとりも笑えるし、じーんとくる。こうも感情が入ってしまうのは、今の人間関係や仕事上の地位は秀麗が一生懸命頑張って手に入れたものだからなんですよね。失敗もしつつ、馬鹿にされつつ、振り落とされつつ、それでも這い上がってきたからとても熱くなる。 今まで張り巡らされてきた伏線が綺麗に回収されていっているのも見もの。謎が解けていく過程にはハッとさせられるし、謎が解けた瞬間にはニンマリさせられる。実にうまい。ラスト付近では冗談抜きでぐっときた。秀麗が頑張ってきたからこそ、このままああなってしまうのは無念だな……。 それにしても劉輝は大丈夫なのか……?? 周囲の人たちがあれだけ策を張ってるのに、彼は何もしてない。ただ玉座に座っているだけの王。いてもいなくても大して問題じゃない。これから先、今の八方ふさがりを覆すことが彼にできるんでしょうか。もしそうなら、すごいけれども。 とにかく、秀麗の今後が気になります。彼女が夢を捨てなきゃいけないような事態になるのは辛すぎる。。。 文句なしに怒涛の展開。『彩雲国物語』の読者でよかった!と思った一冊でした。
少し、焦っていない? 作者様は
2008-12-04
35人中 24 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ここのところで、少し話の筋を追い求めているせいか、急転直下の構成になっているような気がする。 同じ原作のアニメでは、目立った悪人が少なかったから、割と主人公の周辺には「いい人」が群れをなしていた。 キーポイントは三人の官吏。その内、御史生活の中で出会った二人は、秀麗を評価しつつも王の不運を決めてかかっている。 問題は三人目の官吏。彼が劉輝と、王に忠誠を誓う人々をどのように遇すのか? 私はこの最高の官吏と思っていた人が、穏和な表情をかなぐり捨てて冷酷な物言い(以前の穏和な物言いに比べて)をするところに、不自然さを感じる。 作者様は根回しをする気力が失せたのか、そこのところのギャップが目立つ。 もうすこし、「ホンワカ」でもいいから、 気がついたら・・・怖い人だったのね! そんな余裕で書いてほしい。 主人公の周辺にも「嵐」が吹き寄せてきたけど、結末を急がずにもう少し世界の様子を楽しませてほしい。 いままでの分量と同じくらいで、結末に持って行ってほしいけど。 厳しいのかな? 何はともあれ、 最高に格好いい お父さんにはビックリ仰天です。 これで、茶と紅。多分、藍がそれに碧が劉輝につくのか? 対するは、貴族達。門下省の旺季。三人の養い子と腹心の部下。彼らは自分の役割を知り、大きなインパクトの発動を待っている。 また、瓢家の野望。彼らは伝説の仙人を掌に治めんとするが・・・ 最大の楽しみは、作者が劉輝の治世が良き時代であったと述べ、それにはタンタンや優れた能吏が彼を支えたという「約束」を読者と交わしていることだ。 現状が、その約束への「産みの苦しみ」ならば、ワクワクして見守りたい。
この先の展開は!?
2008-12-04
21人中 15 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
待望の本編最新刊です。 絳攸の御史大獄の話もそうですが、どちらかというとそこから派生した問題が中心です。 朝廷の中心に近いあの人の過去が一部判明します。 なんで過去が抹消されていたのか、納得できました。 あの人はいい人なのか、それでも裏がありそうな…とは思っていましたが、 それが判明して、やっぱり!といったカンジでした。 秀麗と劉輝の関係もある意味思わぬ方向に展開していきますが、 果たしてそのまますんなり行くのかなぁ… 既刊の中に、秀麗の官吏としての評価の文章がいくつか出てきますが、 それを見る限り、そうすんなりとは行かないような気もしました。 この巻でも、劉輝の王としての立場がこれでもか!ってほど危うくなってます。 良い治世だったと表現している文章があったことも考えると、 いろいろな逆境をくぐり抜けて、立派な王になるんだろうと思いますが、 果たしてどんな方法で困難な状況を打開していくのかが楽しみです。 話の伏線が結構前に張られていたり、続けて読んでいるとなるほど!と感じます。 ここ何巻かは、ややパターン化した話の展開に思えましたが、 今回はそれとはまた違って、続きがどうなるのかハラハラドキドキな展開です。 次巻への布石となる締めの文がとっても気になりました。 最新刊が出たばかりですが、今からもう次巻が待ち遠しいです。
グダグダ感は少なくなっている
2008-12-07
27人中 14 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
このところグダグダ感が気になっていたのですが、同じように感じている人は買ってもいいと思います。 グダグダ間の理由は、絳攸や楸瑛、黎深らの優秀さを表現するために極端な表現をしてしまっていたのに、その上を行く人たちが出てきたので…というのが私の見解です。 しかも物語が複雑で、説明が屁理屈のようにも思えてしまっていたのは私だけでしょうか。 ですがこの感じも今回の巻ではあまりありません。 妄想して!とばかりに張りまくっていた伏線、きれいに消化してくれるのか心配だったのですが、上手に拾っています。ですが上手といっても今までよりスッキリという程度で少し無理をして急いでいる感じはどうしてもあるので、星は4つ。絳攸・楸瑛・静蘭らの出番は少ないですが、後半になって登場してきた人物たちは今までで一番魅力的に描かれている気がします。 ギャグ要素も上等! もうすぐ終わりになるでしょう。長編を産む苦しみにも負けず、書き続けてくれたことに感謝。
そこまでして…
2008-12-23
14人中 12 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
今回の話は、塩や贋作の黒幕が判りましたが…意外な人でしたね。(溜息)しかし、劉輝は何の為に『王』で居たいんでしょうか?次の巻では、その辺りも掘り下げて欲しいですね。『王の官吏』として成長している秀麗を、結局、晏樹の進言そのままに『駒』として切り捨てるし…残念です。 旺季に肩入れする訳じゃないが、劉輝に対する『王の資質』を疑いたくなります。表紙は清雅の方が色気ありますね(笑)全体的に話は面白いので★5つです。