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ウナギ―地球環境を語る魚 (岩波新書)詳細情報とランキング

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ウナギ―地球環境を語る魚 (岩波新書)

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ウナギ―地球環境を語る魚 (岩波新書)

井田 徹治
お勧め度:ユーザ評価は5.0点です カスタマーレビュー数:6

販売価格:777円
中古価格:366円
定価:777円
発売:岩波書店
出版日:2007-08
種別:新書 アマゾンの詳細ページを開きます

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ウナギ―地球環境を語る魚 (岩波新書)のユーザレビュー

評価:ユーザ評価は4.0点です 他国の動植物を危機に陥らせるほどのものでもなし 2009-01-08

0人中 0 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

○食べて美味しいウナギはアジアに生息するニホンウナギ、ヨーロッパに生息するヨーロッ パウナギ、北アメリカに生息するアメリカウナギが主なもの。西洋人もウナギを食べるのだ ○養殖用のヨーロッパウナギが日本の河川にも住み着いて在来種のニホンウナギへの悪影響 が懸念される。 ○ウナギの70%は日本で消費される。その養殖のための種苗がシラスウナギ。勿論アジア 産だけでは不足するのでヨーロッパから中国へ運ばれそこで養殖されて、かば焼きにして日本へ輸入される。ヨーロッパウナギは激減し希少動植物を保護するワシントン条約の対象になり輸出入には厳しい規制がかかるようになった。オンタリオ湖やセントローレンス川のアリカウナギも激減。日本のウナギも激減だが、保護策がすごく脆弱でシラスウナギ密漁も多い。このままでは絶滅しかねない。もう手遅れ気味。かって水揚げが多かった霞ヶ浦ではカムバックウナギプロジェクトがなされている。 ○ウナギはマグロと比べても完全養殖には程遠い。 ○アメリカ・ヨーロッパウナギはバミューダ近くのサルガッソー海、日本ウナギはグアム近くのマリアナ諸島近くで産卵。 ○ウナギは卵からかえると仔魚のレプトセファルスになり、これは柳葉のように平べったい。これがやや縮んで楊枝状の細い棒状になったのがシラスウナギ。小さいので密輸出入されやすい。シラスウナギが卵を生めるようになるには8年かかる。そしてはるか遠くの海に行き産卵して死ぬ。 ○個人的な感想としては、ウナギって他の魚と比べて特に栄養価が高いわけでもないし、マグロやメロなどと同じように自然の生物の存続にかかわるような消費の仕方を日本人はするべきではない。鶏肉、豚肉、雑魚で十分だ。

評価:ユーザ評価は5.0点です わかりやすい 2008-07-04

0人中 0 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

本書の内容については今までのレビューにある通りです。 とてもわかりやすくまとまっていて、昨今の偽装問題の大きな参考になります。

評価:ユーザ評価は5.0点です 最大消費国の責務 2007-11-21

5人中 3 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

 1959年生まれの共同通信社科学部次長が2007年に刊行した、ウナギから地球環境を考える本。日本が世界最大の消費国であるウナギは、現在世界的に資源量が顕著に減少しており、絶滅危惧種指定すら検討されている。ウナギは外洋域で誕生し、淡水の川を遡って生育し、また海に帰って産卵するが、その生態には分かっていないことが多い。そのため、大量養殖や保護がなかなか進んでいない。減少の原因は複合的であり、魚道のないダム・河口堰・コンクリート護岸の設置、干潟・湿地の破壊、水質汚染・富栄養化・生物濃縮、更には地球温暖化に伴う気候変動も関連していると見られている。加えて1990年代、ニホンウナギの漁獲量減少が深刻化すると共に、中国・台湾で養殖されたヨーロッパウナギが大量に日本に輸入され、日本のウナギ消費は急増したが、それが世界的なウナギの乱獲・密漁・価格高騰をひき起こし、国際対立をも招いた。またウナギの国際取引の活発化に伴い、食の安全性の問題や外来種問題が生じており、トレーサビリティやフードマイレージ等への関心も高まりつつある。以上を踏まえて、著者は現在深刻化が指摘されている環境問題の殆どがウナギの生活に関連していること、日本はウナギの生態や養殖の研究では世界的な業績を出しながら、ウナギ保護の研究についてはおろそかにしてきたこと、世界最大の消費国である日本には、ウナギについて知り、国際的に保護する責務があることを強調する。ウナギにまつわる興味深い事実が分かると共に、グローバル化と環境問題の関連について多面的に考えるきっかけを提供する本。

評価:ユーザ評価は5.0点です ここがすごかった!ウナギの豆知識!! 2007-11-14

2人中 1 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

ウナギといえば、やっぱり「土用の丑」にたべるもの、夏ばて対策として食べるものとして愛されています。私自身もうな丼が食べられるときにはもう本当にうれしいしそれでご飯を何倍おかわりしたことやら…。 うなぎが地球環境を語る魚だということは正直言って驚きました。海の温度も年々上昇しているのでうなぎの生息にも大きな影響を与えているとは…。それだけではないと思いますがうなぎの漁獲量が年々減少している原因にもなっているようです。 ウナギについて気づいたことをもう一つ、刺身にできないことですな。ウナギの刺身というのを1度も聞いたことない理由はこれでしたかぁ。ウナギって毒を持っていたわけですねぇ。でも、焼いたらその毒はなくなるんで、蒲焼なりして食べられるんだなぁ。

評価:ユーザ評価は5.0点です このままじゃ、ウナギは絶滅だ! 2007-11-09

5人中 3 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

 いまだかつて抱卵した親魚の捕獲はおろか、産卵場所さえわからぬサカナ、ウナギ。本書を読み、数千キロを回遊する雄大さの影で資源枯渇の坂を転げ落ちるコトの重大さを痛感した。  同じように完全養殖に向けた研究が進むマグロよりも、ウナギのほうがはるかにコトは重大である。なにせ生態がいまだよく分からずじまい。冒頭、ウナギの養殖研究の現状紹介が圧巻。研究者の真髄を見たおもい。  世界のウナギの80%を消費する日本。乱獲、環境破壊でウナギ資源は激減。中国経由で輸入されるヨーロッパウナギに至っては絶滅寸前だ。その割にはウナギ保護のための国の研究、施策はお寒い限り。いったい何やってるの? という感じ。  コンビニでウナギ弁当が1年中安く買える今日この頃。著者のいうように「年1〜2回ぐらいしか食べられない高価な食材であった」ほうがウナギのためには良かった?

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