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物理学はいかに創られたか―初期の観念から相対性理論及び量子論への思想の発展 (下巻) (岩波新書 赤版 (51))詳細情報とランキング

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物理学はいかに創られたか―初期の観念から相対性理論及び量子論への思想の発展 (下巻) (岩波新書 赤版 (51))

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物理学はいかに創られたか―初期の観念から相対性理論及び量子論への思想の発展 (下巻) (岩波新書 赤版 (51))

アインシュタイン
お勧め度:ユーザ評価は4.0点です カスタマーレビュー数:4

販売価格:777円
中古価格:200円
定価:777円
発売:岩波書店
出版日:1963-10
種別:新書 アマゾンの詳細ページを開きます

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物理学はいかに創られたか―初期の観念から相対性理論及び量子論への思想の発展 (下巻) (岩波新書 赤版 (51))のユーザレビュー

評価:ユーザ評価は4.0点です 物理学はいかに創られたか知る一冊 2006-08-06

4人中 3 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

アルベルト・アインシュタイン…この名前を聞いたことのない人はいないであろう。アインシュタイン博士は、相対性理論を筆頭に物理学における数多くの理論を築いた天才である。そんなアインシュタイン博士が書いた本が本書である。 さて、“物理学はいかに創られたかは”は上下巻に分かれており、本書は下巻である。上巻の内容は、ニュートンの方程式や万有引力の法則の発見から始まり、電気および磁気における物理現象を語り、最終的にマックスウェルの方程式で締めくくられる。下巻の内容は、相対性理論が生まれてきた歴史を振り返ることから始まり、量子論の初歩的な部分を解説して終わる。 本書の良いところは、単に物理法則を語るだけではなく、物理学の歴史を振り返りつつ、その当時起こった論争がどのように解決されてきたかということが記述されているところである。今日では当たり前と思われている法則が先人の知恵と努力により築かれたことを実感できるであろう。 …というように内容には満足なのだが、難点もある。その難点とは以下の3つである。 ・ 訳が自然な日本語になっていない箇所が多々あること ・ 今では使わないような日本語表記が多々あること ・ 図を使えば簡単に解説できるようなことを延々と文字で解説していること 上記の難点より、物理を学んだことのない人が本書を読むというのは難しいと思う。とはいえ、本書が名著であることには変わりはない。本書の初版を見ると1939年10月30日となっている。1939年といえば、日米開戦の前である。これほどまでの長い月日を経てなお、本書が読み続けられていることに驚きを感じずにはいられない。物理学を志すなら読むべき一冊である。それは、文学を志す者が古典の代表作である源氏物語や徒然草などを読むのと同じようなものかもしれない。

評価:ユーザ評価は5.0点です 物理学の思考実験(推論)がおもしろい 2005-04-17

6人中 4 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

 上巻に続いて、相対性理論から確率波の量子論までを総説している。 「物質とエネルギーが等価である」とか「光には粒子としての性質と波としての性質がある」ことは高校の物理でも学んだ気がするが、頭で分かった気がしても日常目にするりんごが木から落ちるシーンからはとても理解できない概念である。ましてや、「物質は光の速度を超えられない」「時間は速度に依存する」などは想像も出来ないことだとあらためて思った。しかしながら、これらの結果は、観察された(一見すると矛盾するような)物理的現象を矛盾無く説明するために行われた理想的な思考実験によって導き出された結論である。 また、これらの結果がSF作品に影響を与えたり、人々の哲学的自然観に大きな影響を与えたのだと思うと科学の進歩による影響の大きさを改めて考えさせられる本である。 理系に興味のある中高校生には、ぜひ読んで欲しい本である。

評価:ユーザ評価は3.0点です 物理学の思考過程を学ぶ本 2004-09-19

4人中 2 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

 上巻のラストで登場した場の概念の発展として、特殊相対性理論、一般相対性理論の考え方について解説。さらに最後に量子論に触れている。 上巻同様徹底して数式を用いておらず、あの有名なエネルギーと質量の関係式すら登場しない。そうすることでいっそう結果ではなくこれらの理論の成立にいたる思考の過程に焦点を絞り込んだ内容となっている。そのためたとえばこの当時理論的解明が実験事実に遅れを取っていた核物理の分野は、この本の目的になじまないとして割愛している。 双子のパラドックスなどのわかりやすいたとえ話も全く無いので、平易のようで案外奥が深く、正直なところ全く相対性理論を知らない人には念仏のように感じるかもしれない。相対論の上っ面をなんとなく知っている人が、もう一度初心に帰ってその概念を学びなおそうと思うようなときに、示唆に富むでしょう。

評価:ユーザ評価は5.0点です 20世紀における物理的自然観 2002-06-11

8人中 1 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

場の理論が上巻に続いて語られる。一般相対性理論のはなしである。物質と場のふたつが実在であるが、物質を場のエネルギーの集中した部分と解釈すると、実在は場のみになり理論はすっきりする。しかしまだ成功していない。最後の章は量子論の初歩的概念のはなし。アインシュタインの発見による光電効果が光の粒子説の復活をもたらしたことが強調されている。いっぽう光には波動として振舞うとしか解釈できないことがある。これらを統一して説明できるのが量子論となる。量子論はこれまでの物理学の理論と異り、本質的に集団の確率統計的理論である。(統計力学における事情とは異る。)

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